2018年の大寒・寒の入りはいつ?たまごを食べると運気アップ?

カレンダーを見ていると、ニュースなどでその言葉は聞くけれども、実際のところはどんなものか知らない季節がありませんか?例えば大寒や寒の入り。
寒さに関するものだというのは察しがつくでしょうけれど、カレンダーに書かれているくらいですから、何かしらの謂れがある気がしますね。
では、そのことについてお話します。
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大寒の意味は?
大寒とは、二十四節気の1つです。
二十四節気とは、簡単に言えば1年を24等分して、詳細な季節を表したものです。
よく知られている、立春や春分も二十四節気の1つになります。
文字通り、厳しい寒さを表していて、一年で最も寒くなる時期ということです。
ですので、寒さを1つの試練とした稽古や修行などを行うのもこの時期となり、それがニュースとして流れる時に、大寒という言葉が出てくるので耳にすることもあるわけです。
一番の寒さということは、空気中に埃などの不純物が少なく、この日に汲んだ水は腐らないので、保存に適していると昔から思われてそうしていたこともあるようです。
これを寒の水と言います。
また、この時期の卵は寒の卵として、貴重な物とされています。
これは、寒さにより鶏が水分よりも栄養をたくさん摂り、卵も栄養が豊富ということが理由です。
そんな厳しい寒さの大寒ですけど、これを境に季節は春へと近づくという意味でもあり、暖かさをありがたく感じることもできるわけですね。
2018年の大寒・寒の入りはいつ?
大寒を境に春へと近づくとお話しましたように、立春で寒の明けとなり冬は終わりとなるわけです。
では、寒さの始まりはいつでしょう。
それは小寒で、寒の入りと言います。
小寒から立春までは約30日あり、その中日が大寒です。
小寒から大寒は寒の内・寒中と言います。
よく寒中見舞いと聞きますが、小寒から大寒の間に出すと良いわけですね。
2018年の小寒は1月5日で、立春は2月4日。
大寒はこの中間ですから、1月20日となります。
きれいな水を必要とする味噌などの発酵食品や、寒造りという日本酒の仕込みが行われますから、この日を待っている人たちもおられるわけですね。
大寒の日にオススメの食べ物・飲み物は?
カレンダーに出ている季節の日には、それにまつわる行事があったり、健康祈願などで食べる物・飲む物があることが多いですが、大寒には食べ物に関しては特にありません。
ですが、先にお話しました寒の卵は、栄養豊富な物だから健康を考えて食べると良いと聞きます。
なので、大寒には卵料理を考えてみてはどうでしょうか。
朝から卵かけご飯も良さそうです。
実は寒の卵が良いと言われるのは、健康のためだけではありません。
風水的には、金運アップグッズでもあり、通販などでも寒卵や寒の卵で扱われています。
これを体の内側へ入れれば、その年は金運に恵まれるかもしれませんね!
また、寒の入りから大寒までは寒さが厳しいわけですから、風邪やインフルエンザにも気をつけることを考えて、温かい物を摂るようにすると良いでしょう。
温め効果のある、しょうがを少量で良いので、食べ物・飲み物に加えてみて下さい。
逆に、寒い大寒はおとなしく家でこたつに…というのもありかもしれません。
こたつとくれば、みかんです。
みかんも寒さに負けない体を作る栄養が豊富です。
調理次第では、皮も美味しく摂ることができますよ。
飲み物としては、甘酒もおすすめです。
本来は夏の飲み物で、冷やして飲むものなのですけれど、寒さで動くのが億劫になり、運動不足にもなりがちですよね。
甘酒には、保湿や便秘解消の効果もありますし、免疫力をアップさせます。
それに、アンチエイジングや美白など、美容面にも良い効果があるのです。
ダイエット効果もあるそうですから、薄着になる春に向けて冬の間に飲んでおいてはどうでしょうか。
さいごに
小寒から大寒の頃になると、いよいよ大学入試試験の本番を迎えます。
私立大学では、大寒である20日が試験日となっているところもあります。
それに合わせて、会場に近いところへ移動する受験生もいるでしょう。
寒さが厳しくても、どうか天気の良い日になって欲しいものです。
また、受験生のいる家庭では、ラストスパートに合わせて体を温める物を夜食などで用意してあげて下さい。