引っ越しの挨拶回りで粗品は渡すべき?持っていく時の注意点は?

春には出会いと別れが付き物ですね。
理由はさまざまですけれど、就職や転勤、進学による引っ越しでということも多くあります。
新しい土地での出会いの第一歩は、引っ越し先のご近所さんへのご挨拶ですが、その時に粗品を渡した方が良いのでしょうか。
また、どんな物が良いのかや、渡す時に気を付けることはあるかを紹介します。
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引っ越しの挨拶回りで粗品は必要?
引っ越しをして、ご近所の人・同じアパートやマンションの人に挨拶をしておいた方が、これから何かあった時に話もしやすいですよね。
ですから隣や向かい、上の階と下の階への挨拶はしておきましょう。
近場に管理人さんがおられるのなら、そちらにもしておくと良いですね。
その際には、何かしらの粗品もあると、印象が付きやすいですし悪く思われることはまずありませんから用意しておきましょう。
とはいえ、特別高価な物を用意する必要はありません。
粗品なのですから、日常的によく使うもので、500円から1000円くらいで選びましょう。
ただ、町内会長・自治会長さんへの引っ越しの挨拶としての粗品は、そのお宅の物ともう1つ用意して行くと良いかと思います。
もう1つの分は、会合の際に使ってもらえるような、インスタントコーヒーを1本と言った感じです。
仕事などで、あまり町内の行事に参加できないけれど、地域のごみ回収などは利用するというのではトラブルになりかねませんから、挨拶として渡しておくと何かと良いはずです。
渡すとしたらどんなものがいいの?
粗品として渡す物の定番としては、タオルや台所洗剤でしょう。
どちらもよく使う消耗品で、予備をストックしている家も多いでしょうから、すぐに出番があるのであって邪魔になるようなこともありません。
引っ越しシーズンには、ネットや雑貨類を販売するホームセンター系のお店で、まとめて格安で用意されていたりしますから、それを利用する良いですね。
その際には、「御挨拶」という蝶結びののしに、苗字で良いので名前を入れてもらいましょう。
名前がないと、誰からもらったのか分からなくなり、挨拶で渡す意味もありません。
のしは袋タイプでまとめて印刷しておき、挨拶の際に用意した物を入れて持って行くのも良いですよ。
最近はあまり聞かなくなりましたが、引っ越しの挨拶には引っ越しそばをお届けするというのも定番です。
これには、「細く長くお世話になります」という意味が込められています。
そばを用意するのであれば、今は乾麺タイプで用意すると良いですね。
余っても、自宅用でストックに回せます。
単身者の多いアパートなどでしたら、部屋には寝るためだけに帰っているという人も少なくなく、洗剤やタオルもさほど必要にしないかもしれません。
ですので、地域のコンビニやスーパーで利用できる商品券やカードが手ごろかと思います。
また、前に住んでいたところの名物やお菓子で、日持ちする物があるのなら、どこから引っ越してきたのかも分かり、挨拶には良いかと思います。
その時には、「前に住んでいたところの名物なんです」などの一言を添えましょう。
粗品を持っていく時の注意点は?
挨拶をするタイミングとしては、引っ越してきたその日が良いですね。
引っ越し業者を利用していたら、地域では注目も集まっていますから、挨拶の印象も残りやすくベストです。
引っ越す時間帯もありますけど、例えば午前中に新しい家に荷物を入れたのなら、お昼時をさけて13時くらいから15時、16時くらいまでにしましょう。
夕食の準備で、買い物に出掛ける家もあるでしょうから、忙しい時間帯を避けるなら16時くらいまでですね。
単身者の多いアパートなどでは、在宅の時間帯で挨拶に行きましょう。
土曜・日曜の引っ越しなら、11時頃と13時から15時くらいまでが良いかと思います。
平日でしたら、17時以降で20時までの間で、帰宅されたタイミングが良いですね。
タイミングが合わず、2、3度行っても挨拶ができない場合は、それ以上はやめておきましょう。
郵便ポストなどに、用意した粗品を入れられるようでしたら、そこに入れておくと良いですね。
その際には、簡単な挨拶状を添えましょう。
いくら、のしに名前が書いてあっても、良い気分ではありませんよ。
また、部屋のドアに掛けてくるのは、そこが留守だと言ってるのも同じなので、空き巣のターゲットになっては大変ですからやめましょう。
家族での引っ越しの場合は、できれば皆そろって挨拶に回る方が良いのですが、できない場合は家族構成などをお知らせしておくと丁寧ですね。
さいごに
最近では、ボックスティッシュやトイレットペーパーを可愛くラッピングして、粗品として配るのも定番になってきているようですね。
質が良いボックスティッシュは、自宅用で買うこともあまりないけど、使ってみたいと思う人も多いでしょうから良いですね。
あとは、ソバではなくうどんの乾麺タイプを選ぶ例も見受けられました。
うどんが有名な地域からの引っ越しで、つゆもセットにしてふるさとの味を…ということなんですね。