若草山の山焼き2018年の日程は?見どころとおすすめスポットを大特集!

奈良県の奈良公園にある若草山は、奈良のシンボル的な存在の山です。
三つの菅笠が重なって見えることから三笠山とも呼ばれますし、頂上部にある鶯塚古墳があることから、鶯山とも呼ばれています。
そんな若草山では、年に1回山焼きの行事があり楽しみにしている人も多いとのことで、どんなものであるかなど調べてみました。
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若草山の山焼きとは?
若草山の山焼きはどんな行事かと言いますと、標高342mほどのなだらかな若草山は、全体的にノシバという種類の芝草で覆われています。
これに火をつけ焼くわけですが、山全体が燃え上がり、なかなかに迫力があります。
どうして山焼きが行われるのかと言うと、山頂部にある古墳のために行われる祭事であったり、防火を呼び掛けるものであるのですが、麓にある東大寺と興福寺がかつて領地争いをしていて、双方立ち合いで焼き払うことで和解したという説がありました。
この和解の焼き払いは、確実な証拠となるものもないので説自体が違うと言う声も出ています。
他には、害虫など駆除目的で昔から行われてい説や、山焼きをすると災害などが少なくなると言われてきたなどの説もあるそうです。
若草山の山焼き 2018年の日程
若草山の山焼きは、毎年1月の第4土曜に行われることになっていますので、2018年は1月28日となります。
ちなみに、雨天などで山焼きができない場合は、次の日に順延の予定となっています。
スケージュールとしては、例年次のような感じで進められています。
春日大社の大とんど 13時~18時
通常のどんど焼きは1月15日ですが、春日大社では山焼きに合わせて行われます。
この時間帯で山焼きに参加し始めるのも良いのでは。
聖火行列出発 17時5分頃~
春日大社の大とんどから山焼きのための火が、聖火として行列を組んで水谷神社へと運ばれ、15分頃に大きな松明に点火されます。
尚、聖火行列は、次のような順番で並ばれています。
雅楽道楽-僧兵-奈良町奉行所役人-金峯山寺法螺衆-興福寺-東大寺-春日大社
野上神社での祈願 17時45分~
野上神社では、山焼きが無事に済ませることができるよう、祈願を行います。
大花火打ち上げ 18時15分~
約15分間にわたり、尺玉花火などの打ち上げが行われます。
山焼き一斉点火 18時30分
大松明の火を松明に移して、ラッパなどの合図で一斉に若草山に火が点けられます。
若草山の山焼き 見どころ・おすすめスポット
若草山の山焼きでの一番の見どころとなるのは、18時15分から始まる打ち上げ花火です。
この打ち上げ花火は、30分から始まる山焼きの1つの合図で、時間にして約15分間200発ほどの花火が打ち上がります。
若草山で打ち上げられるのですが、奈良公園内で一番高いところでの花火ですから、ほぼどこから見ても花火を楽しるのが魅力です。
そして山焼きですが、見る場所としては若草山の麓から見るのが、一番迫力があっておすすめですが人気があり混雑しています。
ここには、屋台なども出ているので、尚更に人が多いですね。
山焼きを撮影する人も多いのですが、その場合は勝間田池や平城京の跡からだと、キレイに写すことができて人気のようです。
場所取りは朝から始まっているとも聞きます。
離れてしまいますが、生駒山や高円山からもキレイに見ることができるので、デートでゆっくりとと考えているカップルにおすすめです。
早めに行って、お祭り気分を味わうのであれば、山麓の広場には屋台だけではなくステージを設けられ、音楽イベントなども行われます。
若草山の山焼き アクセス情報
若草山のある奈良公園周辺は、当日交通規制があり周辺の駐車場を利用できたとしても、20時くらいまでは出庫することができなくなります。
ですので、奈良公園から離れたJR駅などのそばの駐車場を利用し、そこからは公共交通を利用することをおすすめします。
-麓まで徒歩で約15分
・JR奈良駅、近鉄奈良駅-奈良交通バス春日大社本殿行に乗車-春日大社本殿下車(終点)
-麓まで徒歩で約5分
さいごに
冬に見る花火というのも、なかなか粋なものですよね。
実は若草山の山焼きでの花火は、県で唯一の尺玉が上げられる打ち上げ花火になります。
ですから、その迫力のある花火を見るために見物客が多いのですね。
ただ冬ですから、暖かい格好で見に行くようにして下さい。
子供さんがいる場合は、おトイレの場所もしっかりチェックする必要があるかと思います。