作りすぎた『いかなごのくぎ煮』を日持ちさせる保存方法は?

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日本の郷土料理などの食文化は、その地域でいろいろな物があり豊かな物だなと思います。

今はその地域に行かなくても、ネットで注文すれば食することのできる機会があり、名前だけは知っている郷土料理も増えました。

兵庫県神戸方面のいかなごのくぎ煮もそんな物の1つです。

どんな物なのかなどを調べてみましたので、参考にしてみて下さい。

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知らない人のための『いかなごのくぎ煮』基礎知識

いかなごのくぎ煮とは、どんな食べ物なのかなどをご紹介しましょう。

まずいかなごとはですが、小さな魚のことです。

食品としては、ちりめんじゃことして使われることがありますから、一度くらいは食べてるでしょうけど、かなごとだけで食べる機会は、なかなかないかもしれませんね。

このいかなごをくぎ煮にして食べる習慣があるのが、いかなごがよく獲れる明石周辺・兵庫・大阪・岡山辺りで、春先になると多くの家庭からくぎ煮を作る醤油の香りが漂うので、春の風物詩ともなっているそうです。

要するに、いかなごという小魚の佃煮なのですが、くぎ煮と呼ばれるのは、醤油で炊かれたいかなごが、折れて曲がった釘に似ていることからきています。

ところで、いかなごは地域によって呼ばれ方に違いがあります。

コオナゴやシラスでなら、知っている人も多いかもしれませんね。

作りすぎた『いかなごのくぎ煮』の保存方法は?

小さな魚・いかなごを使って作るくぎ煮は、どこの家庭でもかなりの量を作り保存するようです。

また、家庭ごとに少しずつ味の違いもあるようで、ご近所へのおすそわけもされます。

佃煮といえば保存食ですから、ある程度は日持ちするのでしょうけれど、ずっと食べるわけでもないですから、ちゃんと保存するようにしないといけません。

おすすめなのが、小分けにして空気に触れないように包んだり、密閉できる袋を利用することです。

小分けの量ですが、数日で食べきることができる量を目安にしましょう。

小分けにしても、食べるのに1ヵ月以上くらいの量があるようでしたら、冷凍して保存しましょう。

食べる時には、自然解凍すれば良いですよ。

『いかなごのくぎ煮』の食べ方いろいろ

いかなごのくぎ煮は、お酒のつまみ・ご飯のお供としてよく食べられます。

でも、大量にくぎ煮を食べるとなれば、食べ方にも変化が必要ですし、レシピのバリエーションもたくさんあった方が良いでしょうね。

そこで、いかなごのくぎ煮のいろいろな食べ方をご紹介します。

意外な食べ方もアリですから、ここで紹介した食べ方だけではなく、いろいろと挑戦すると良いですね。

酢飯と混ぜて

酢飯にいかなごのくぎ煮を混ぜ、そこから巻き寿司五目ちらし寿司などを作ると、甘しょっぱいいかなごが、ちょっとしたアクセントになります。

さらに、刻んだ大葉を混ぜた酢飯にしても良いですよ。

ほぐした鮭などと一緒にご飯に乗せ、お茶漬けで食べても美味しいですし、山椒の実を混ぜるとぴりっとして普通にご飯が進みます。

卵焼きにして

ウナギを巻いたう巻きってありますが、ウナギの代わりにいかなごのくぎ煮巻きにしてもイケますよ。

お弁当のおかずの1品にもなるのでおすすめです。

真ん中に入れて巻かなくても、溶いた卵にいかなごのくぎ煮を混ぜ入れ、それで卵焼きを作っても良いですね。

意外とイケる!チーズといかなごのくぎ煮

意外性があり、子供でも喜んで食べそうなのが、いかなごのくぎ煮とチーズの組み合わせです。

食パンやピザのトッピングで美味しいですよー。

実はよく読むマンガに、作者の奥様が兵庫出身で、実家から送られてきたいかなごのくぎ煮を美味しく食べる方法として、トーストに乗せてマヨネーズをかけて焼き、食べるというものがありました。

それが思った以上に美味しかった、とそのマンガの作者が言っていたので、なんだか試してみたくなりいかなごのくぎ煮をネットで購入してやってみました。

ホントに美味しかったですよ!

紹介しました、山椒の実を混ぜるというのは、これを書いている私が好きな食べ方です。

トーストで食べるために購入したけれど、まだ余っていたのでやってみたのですが、これだけでご飯は2杯食べられるくらいに気に入ってます。

さいごに

いかなごのくぎ煮の紹介、いかがでしたでしょうか。

食べ方については、他にも美味しい方法があるかと思います。

実験というと言い方が悪いかもしれませんが、「魚だから」「佃煮だから」なんて思わずに、麺類でも洋食風でも中華風でも、試してみると良いのではないでしょうか。

意外な発見ができるかもしれませんよ。

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