世の中に存在する、さまざまな情報を発信していきます

• お祭り
• 花火

秦野たばこ祭り2018年の主な日程や見どころをご紹介！

神奈川県秦野市で開催される秦野たばこ祭りは、毎年9月の最終土・日曜日に行われていて、2018年は70回目となる秦野市の中でも歴史のあるお祭りです。

そんな秦野たばこ祭りについて調べてみました。

• 秦野たばこ祭りとは？
• 秦野たばこ祭りの見どころ
• 秦野たばこ祭りの日程
• アクセス方法や駐車場は？

[ad-kiji-1]

秦野たばこ祭りとは？

秦野市は、日本三大銘葉と言われるほどのたばこの産地でした。

ですが戦後、たばこの耕作は衰退していき、また戦後不況にもみまわれ活気が失われつつあった秦野に活気を…との願いから、たばこ耕作者慰労の意味も込めて昭和23年に第1回目が開催されました。

昭和30年に周辺町村が合併して秦野市が誕生したのを機に、農業から工業主体になってきた街に合わせて、たばこ祭りも耕作者慰労から街の祭りとして変化していきます。

秦野市には、弘法山という山がありますが、かの弘法大師が修行を積んだあの弘法山なんですね。その際に弘法大師は、五穀豊穣を祈願して大松明を焚いたという言い伝えがあります。

これを元に、第9回のたばこ祭りでは、1日目の夕方に弘法山山頂でたばこ豊作の祈願を行い、火を灯した松明を手に下山し入船橋というところまで行列をしました。そして竿灯にそ松明の火を移して、竿灯をかかげて中心部を行進しました。

この竿灯行列は、現在のたばこ祭りではフロートパレードという形に変わり、メインともいえるイベントになっています。

秦野たばこ祭りの見どころ

2018年で70回を数える秦野たばこ祭りですが、現在はさまざまな形のパレードが行われるようになりました。

2015年ですと、御神輿のパレードや阿波踊り・青森ねぶたが登場しています。

また第3回の頃に完成した秦野煙草音頭の煙草音頭大会は、現在はたばこ音頭パレードとして2日目に行われます。

2日目の夕方頃には、市内中学生による手作りらんたんと色々な工夫を凝らしたフロート車のパレードが行われます。これが終わった頃、祭りのメインテーマともいえる弘法の火祭りが始まります。

昨年は秦野市長が弘法大師を扮し、本町小学校に設けられた特設舞台の大松明から採火し、その火を掲げて水無川河川敷まで行列して行きます。河川敷に到着した火は、護摩壇と松明に点火されます。

そして祭りのフィナーレである、仕掛け花火・打ち上げ花火が行われます。

圧巻なのは、水無川河川敷約520mに渡る仕掛花火・ナイアガラです。水無川が光の川に変わります。打ち上げ花火は、権現山(ごんげんやま）で800発上がります。

パレードも見どころで、特に2日目の弘法の火祭りからの花火大会は祭りを象徴するイベントと言えますが、1日目のフィナーレとして行われる、仕掛花火と和太鼓のコラボレーション・花鳥風月もおすすめですよ。

全般的に、子供さん向けのショーなどもイベントとして行われますから、一日を通して家族連れも楽しめるのが、秦野たばこ祭りの特徴ですね。

秦野たばこ祭りの日程

秦野たばこ祭りは、9月の第4土・日に行われます。

ですので、2018年は9月23日(土)と24日(日)になります。出掛けられる前に、確認しておくと良いですね。

イベントについては、見どころで案内した1日目の花鳥風月は19時30分～20時まで本町小学校で。

2日目の弘法の火祭りは、本町小学校から水無川までのパレードが19時～20時に、花火大会は19時30分～20時に水無川周辺で行われます。

パレードは、それぞれ決められたコースで行われます。ですので、お目当てのパレードに合わせて、観覧場所を移動しなければいけないこともありますので要チェックです。尚、子供向けのショーは、本町小学校が会場になっています。

アクセス方法や駐車場は？

2015年には、有料の臨時駐車場が用意されていました。

また、ステージ会場となる本町小学校へは、無料シャトルバスが運行されました。このバスを利用しお祭りを楽しむ方のために、専用無料駐車場も用意されました。

つまり、会場に近いところは有料駐車場がありますけど、会場から離れたところならば無料で駐車とシャトルバスの利用が出来るというわけですね。交通渋滞緩和のために、無料の方を利用して欲しいところです。

これらの情報も、2015年のものとなっていますので、利用される場合は予め2018年のものを確認してからお出掛けください。

さいごに

秦野たばこ祭りの紹介、いかがでしたでしょうか。

昨今の禁煙ブームにより、たばこ祭りという名称を改めては？という話も持ち上がっていると耳にしました。ですが、かつてはたばこ葉の三大名産地とも言われた秦野市において、たばこは切リ離すことの出来ない歴史です。

なにより、たばこ祭りを楽しみにしている人達がいて、30万人も来場するようになったのですから、頑張って欲しいものですね。そんな秦野たばこ祭りを応援するつもりで、遊びに行ってみましょう。