卒業式の袴の着付けの美容院選びのポイントは?値段や時間は?

大学の卒業式の定番スタイルと言えば、女性ならばやはり袴ということになるでしょう。
清楚で凛としたたたずまいが、見ていても美しいですよね。
めったに着る機会がないだけに、いろいろと分からないことや、要望もあるかと思います。
今日は袴の着付けにまつわるいろいろを調べてきました。
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着付けの美容院選びのポイントは?
当然ながら一番重要になるのが、行こうと思っている美容院が、着付けを受け付けているかどうかです。
お正月や成人式などの繁忙期であればともかく、開催日時がばらばらな卒業式まで受け付けてくれるかどうかは、確かめてみないと分かりません。
お店のWebサイトを見たり、電話をしてみるなどして、確認しておきましょう。
そこをクリアできれば、次は美容院の場所が問題になってきます。
ある程度遠方から通っていた場合、家の近くか会場の近くのどちらを選ぶかによって、それぞれメリット、デメリットがあります。
家の近くの美容院を選ぶメリット
- 当日大荷物を長く運ばなくていい
- 支度が早くできる(会場の近くの美容院では、混み合うと時間がかかることがあります)
- 謝恩会などもそのまま袴で出る場合は、着替えをする必要がない
家の近くの美容院を選ぶデメリット
- 支度のために早く起きる必要がある
- 謝恩会などで着替える場合は支度に時間がかかる上、また会場まで戻らなくてはならない
- 長い間着けていると崩れてくる可能性がある
会場近くの美容院を選ぶメリット
- 式が終わったらすぐ脱げる
- 時間にゆとりを持って支度ができる(朝早くから支度すると苦しいと感じることがあります)
- 謝恩会などでドレスに着替える場合、すぐに会場に戻れる
- 着ている時間が短いので、移動中の着崩れを防げる
会場近くの美容院を選ぶデメリット
- 当日着付けるアイテムと、着替えるアイテムを両方持って移動する必要がある
- 同じ大学の卒業生で混み合い、着替えに時間がかかることがある
- 学生の多い大学の近くの美容院は、早々に予約で埋まってしまうときがある
それぞれのメリット、デメリットを良く吟味した上で、着付けをしてくれる美容院を選びましょう。
ちなみに、着付けはどちらかというと年配向けの美容院でしてもらう方が上手なようです。
着崩れしにくく、長く着ていても苦しくない着付け方にも配慮してくれます。
ただ、そこでメイクもしてもらうとなると、オーソドックスなものになり、好みに合わない可能性もありますので、メイクは自分の思うとおりがいい、という方は、着付けとヘアセットだけしてもらえばいいでしょう。
袴の着付けをしてもらう値段はいくらぐらい?
これは美容院が定める金額なので、それぞれ異なりますが、だいたい10000円前後が相場のようです(ヘアメイク込)。
当日は早い時間に着付けをお願いすることになると思うので、営業時間外ということもあると考えられます。
その場合追加の料金を請求される可能性があります(1000円程度)。
あとで慌てないように、予約の際にきちんと確認してください。
袴の着付けでかかる時間はどれくらい?
着付けにかかる時間は、美容師さんが手慣れていれば30分程度です(メイク、ヘアセット除く)。
メイクやヘアセットもお願いすると、1時間ほど多く見積もる必要があります。
ただ、混雑が予想されるため、待ち時間が長くなる可能性があります。
会場に近い美容院を選んだ場合はなおさらです。
余裕を持って、1時間半、可能ならば2時間前に来店しておくと安心です。
さいごに
めったに着る機会がないので、どうしたらいいか分からないことも多いかと思います。
まずはお目当ての美容院複数をピックアップして、調べたり確認したりするといいでしょう。
当日は、着付けに必要な道具一式を忘れないように。
事前に預かるサービスをしているところもありますので、それも確認しておくといいかもしれません。