便秘が原因で体臭ってホント?その理由と2つの方法で解消しよう

便秘になって困ることはたくさんあるのですけど、噂では体臭や口臭の原因としても、便秘がその1つにあるのだとか。
信じがたいところはありますが、これ、本当なんです。
どうして便秘で体臭や口臭があるのでしょうか。
その理由と、解消方法を2つ紹介します。
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体臭になる理由
まず便秘になる原因なのですが、その1つに善玉菌よりも悪玉菌が多くなってしまった、腸内環境の乱れがあります。
腸内環境が乱れる理由もたくさんあるのですけど、ストレスもそうですし食生活の乱れがよくある理由でしょう。
腸内で善玉菌を作り増やすことのできる食べ物を食べていなかったり、深夜帯に食事をしていると善玉菌は減るばかりです。
その上に便秘になると、体に必要のない物が留まることになって、悪玉菌が繁殖しやすい環境となるわけです。
留まっている便は、時間が経てば経つほど腐敗が進みます。
その時に有害なガスが発生します。
ですが便秘なので、通常のところからそのガスが排出されることはありません。
ですが気体ですから、血液などに混ざり体内を巡って排出されていきます。
このときに息となれば口臭に、汗となれば体臭としていつに間にか嫌なにおいを振りまいてしまっているわけです。
そのにおいは、腐敗臭であったり便のにおいに似ていたりするようで、周りの人には不快に感じることもあるはずですが、当人は気付いていないこともあるようです。
ガスが溜まっていると感じるなら
お腹に圧迫感がある、ガス状の物が溜まっていると感じられる状態なら、手っ取り早くは市販薬に頼る方法もあります。
あとは、お腹を温めて腸の動きを活発化させると、溜まっている便も少しは動きますから、少しでも隙間ができればガスは本来の出口へ向かって動きだします。
お腹を温めるためには、お風呂に入るのが一番良いですね。
お風呂から上がって汗が引いたくらいのタイミングで、腸に刺激を与えるストレッチをするのも良いですよ。
お腹の辺りを軸にして、体を左右にひねるなどの簡単な運動もおすすめです。
また、ガスが溜まるほどの便秘状態ですと、腸内で便が硬くなっている可能性もあります。
ですので、便を柔らかくするためにも、水を1杯飲むのも良いですよ。
お風呂上がりで温まっているときや、朝起きてすぐのタイミングで勢いよく水を飲むと、腸にも良い刺激になって便秘の解消につながります。
食生活の改善を
便秘による体臭の一番の解消方法は、便秘になりにくい体質になることです。
そのためには、適度な運動も必要ですし、ストレスを上手に解消することも重要です。
ですが、腸内環境を正常な状態に保つためには、まずは便秘になりにくい体質になることです。
そのためには、腸内の善玉菌を減らさないような食生活に気を付けることですね。
善玉菌というのは、乳酸菌やビフィズス菌などのことです。
つまり、菌がある食べ物を意識して食べると良いわけです。
漬物やみそ・納豆がその代表ですね。
他にもヨーグルトやチーズなどの乳製品もそうです。
同時に、善玉菌が元気になって増える、いわば善玉菌の餌となる食物も摂ると良いですよ。
食物繊維やオリゴ糖がそれです。
ただし、食物繊維の摂り過ぎは便秘悪化にもなりますから注意です。