京都 嵐山の桜の見どころ・特徴は?2018年の開花予想はいつ頃?

京都は、紅葉の美しいお寺などが多く、全国的にも有名ですけれども、桜に関しても絵になるお寺や名所が多くあり、春のお出かけにおすすめです。
その中でも、京都の観光地としてよく知られる嵐山の桜は、なかなかに見応えがありおすすめのスポットなんですよ。
今回は、嵐山の桜について、特徴やアクセス方法などをご紹介します。
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嵐山の桜の見どころ・特徴は?
修学旅行生もたくさん訪れる観光地の嵐山は、平安時代の貴族の別荘地として栄えた場所です。
そのためか景観が美しく、国の史跡と名勝に指定されていますし、日本さくら名所100選と日本の紅葉100選にも選ばれています。
嵐山と言って思い浮かぶのは、桂川にかかる渡月橋(とげつきょう)ではないかと思いますが、この橋がかかる両地域を総称して「嵐山」としています。
この辺りには寺院も多く、それぞれでもやはり桜や紅葉などで季節ごとに境内が彩られることもあり、嵐山は桜の名所なのだろうと思います。
周辺で見ることのできる桜は、ソメイヨシノを始めとしてヤエザクラ、シダレザクラなど約1500本を楽しめます。
いくつか有名どころをあげますと、天龍寺のシダレザクラや二尊院のフゲンゾウザクラ、仁和寺のオムロザクラなどが良いと評判です。
また、観光地でもあることから、美味しい物を食べさせてくれる店もたくさんあります。
ランチやディナーをとりながら桜を楽しむのも良いでしょうし、歩いて桜を見たらちょっとティータイムを…なんて楽しみ方もできるのが良いかと思います。
開花時期は例年だといつ頃?
嵐山の桜は、例年3月中旬ころに開花し、4月下旬くらいまでは楽しむことができます。
約1ヶ月ほどの長い期間で見ごろが続くのは、京都の盆地の地形のためで、高地に桜が咲くほどの暖かさが進んでいくまでに時間差があるためです。
それに、桜の品種によっても、開花する暖かさの条件に違いがあります。
そんなことから、嵐山の桜は長い期間楽しめるわけです。
2月2日現で、気象予報関連の機関・会社から、2018年の桜開花予想が出されているのですが、それによると京都の開花予想は3月28日頃と平年並みのようです。
嵐山ですと、4月2日頃に開花して8日頃に満開になる予想が出ています。
これは、いわゆる標準木であるソメイヨシノでの開花予想で、場所も渡月橋周辺ではないかと思います。
上記で紹介したところですと、天龍寺は3月29日開花4月5日満開、二尊院は4月4日開花4月9日満開、仁和寺は4月10日開花4月14日満開の予想となっています。
この3箇所だけでも、約2週間かけて開花から見頃となるので、嵐山の桜は本当に機関が長いと思いますね。
もちろん、発表された2月2日以降の天候が、予想していたものとずれれば、桜の開花と満開予想もずれてくることになります。
紹介した情報は、お天気ナビゲーターというサイトのものを参考にして記載しています。
下記にサイトを紹介しておきますので、2月2日以降の情報もチェックしてみて下さい。
嵐山の桜のアクセス情報
嵐山方面へのアクセス方法ですが、寺院などで独自の観賞会が企画されていたり、桜祭りなどが開催されていたりするので、日にちによっては交通規制がされ、道路が渋滞することもあります。
駐車場も台数を多く停められる大きなものがないので、早い時間帯で満車になるでしょうから、車でのアクセスはあまりおすすめできません。
参考までに、嵐山の駐車場案内として下記を紹介します。
参考:京都駐車場ナビ 嵐山
公共交通でのアクセスは、下記の通りとなります。
・JR京都駅ー山陰本線亀岡方面の電車に乗車ー嵯峨嵐山駅下車ー渡月橋まで徒歩約15分
・京福電鉄 四条大宮駅ー嵐山本線嵐山方面乗車ー嵐山駅下車
バスもあり乗車したことがあるのですが、正直、下調べをきちんとしていないと、乗り間違えてしまう可能性はあります。
嵐山まで行くのに、どこから何に乗るか次第なところがあるのですが、嵐山と周辺観光を楽しむのなら京福電鉄、位置関係を分かりやすくするならばJRではないかと思います。
さいごに
嵐山で桜を見るのにおすすめしたいのが、嵯峨野観光鉄道のトロッコ列車です。
JR嵯峨嵐山駅のすぐそばに、トロッコ嵯峨駅があります。
桂川(保津川)沿いをゆっくりと走り、場所によっては桜のトンネルもありますよ。
四季折々の渓谷の風景が楽しめるので、桜の季節だけではなく一年中おすすめのスポットです。
詳しくは下記サイトからどうぞ。
参考:嵯峨野観光鉄道