神田明神の神田祭2018年の日程は?見どころやアクセス情報も

東京都千代田区で行われる神田祭は、江戸三大祭の1つでありさらには日本三大祭の1つでもあります。
神田明神の祭礼なのですが、本祭は奇数西暦に開催されます。
そういうことで2018年は、神田祭が開催される年なわけですが、いつ・どのようなことが行われているかなどを紹介します。
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神田明神の神田祭とは?
どのようなことから神田祭が行われるようになったのか、その起源となる物はなんであるかなどは、実は記録として残っておらず分かりません。
記録として残されているのは、江戸幕府が開府する前にあった合戦において、徳川家康が神田大明神に戦勝の祈祷を行うように命じたところ、9月15日にある例祭の時に見事に勝利し、天下統一が成されたとされています。
それがきっかけとなり、社殿や神輿・祭器を寄進されたり、例祭は徳川家にとって縁起の良い祭りということで、盛大に執り行われるようになりました。
奇数西暦のみに本祭を行うのですが、偶数西暦にも例大祭は必ず行われています。
本祭である行事は神幸祭と神輿宮入で、これについては見どころで紹介したいと思います。
神田祭2018年の日程
何度も書いていますが、2018年は本祭のある年ですので、関連する行事の日程を紹介します。
5月11日(木)19時 | 鳳輦神輿遷座祭(ほうれんみこしせんざさい) |
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5月12日(金)夕方 | 氏子町会神輿神霊入れ |
5月13日(土)終日 | 神幸祭 神田、日本橋、大手丸の内、秋葉原巡行 |
5月14日(日)終日 | 神輿宮入 |
5月15日(月)18時 | 明神能(金剛流薪能) |
5月16日(火)10時 | 献茶祭(表千家家元奉仕) |
5月17日(水)14時 | 例大祭 |
尚、5月15日の明神能は、すでに演目も決まっていますし、観覧のためのチケット販売も始まっています。
詳しいことは下記ページで確認してみて下さい。
参考:神田明神公式サイト
神田祭の見どころ
2018年の神田祭は本祭として行われますので、本祭でしか見ることのできない行事を見どころとして紹介します。
神幸祭
5月13日に行われる神幸祭は、神田明神の主祭神である大己貴命、少彦名命、平将門命の神霊を乗せた神輿・鳳輦が、終日かけて氏子地域を巡ります。
その際には、平安装束の人たちが付くのですが、都会の街中に古来の装束の人々が歩く様子が見どころとなります。
巡行は、日程でも紹介していますように、神田、日本橋、大手・丸の内、秋葉原となっていますが、前回行われた際の巡行先やおおよその時間を参考までに紹介します。
神田明神 | 8時出発 |
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大手町将門公の首塚 | 10時30分頃 |
東日本橋駅付近 | 13時頃 |
明治座付近 | 14時30分頃 |
日本橋三越付近 | 16時30分頃 |
秋葉原付近 | 17時30分頃 |
神田明神 | 19時頃到着 |
この順番や場所については、2018年も同じかどうかは定かではないですが、将門公の首塚と東日本橋駅付近(両国旧御仮屋)では、毎回神事が執り行われますので、まず間違いなく立ち寄るとの情報がありました。
なので、この辺りが1つの観覧スポットだと言えます。
また三越の辺りでは、山車などが列に加わり、一層賑やかになるという情報もあるので、この付近で待つのも良いでしょう。
御輿宮入
5月14日神輿宮入は、各町内の神輿が神田明神へ集まり、参拝を行って各地区へと巡行します。
神幸祭での巡行は、さながら時代絵巻なところがありますが、神輿宮入からの巡行は町の人たちが、威勢良く繰り出して行く、いわば町の人のお祭りと言った雰囲気です。
どちらも、ほぼ半日かけて御神輿が町中を行くわけですから、2年に1度見られる機会を逃さないようにしたいところですね。
神田祭のアクセス情報
5月13日と14日の行事では、毎回交通規制が行われますので、2018年も同様かと思います。
神田明神そばの秋葉原には、大きめの有料駐車場があり車で来る場合にはおすすめなのですが、巡行コースでもあるので、時間によっては周辺道路を通行できないこともありえます。
公共交通を利用し、神田明神へ行く場合は次の通りとなります。
JR中央線、JR総武線 | 御茶ノ水駅下車、聖橋口より徒歩約5分 |
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JR京浜東北線、JR山手線 | 秋葉原駅下車、電気街口より徒歩約7分 |
東京メトロ丸ノ内線 | 御茶ノ水駅下車、1番口より徒歩約5分 |
東京メトロ千代田線 | 新御茶ノ水駅下車、B1出入口より徒歩約5分 |
東京メトロ銀座線 | 末広町駅下車、徒歩約5分 |
東京メトロ日比谷線 | 秋葉原駅下車、徒歩約7分 |
さいごに
神田明神まで出掛けたら、ぜひお守りを購入して欲しいなと思います。
土地柄もあってか、個性的な物が多いんですよ。
また、2018年の神田祭のための特設サイトもすでに開設されていますから、ちょっと覗いてみて下さい。
流石、IT関連の氏子町がある神社だな、と感じるかと思います。
参考:神田祭2018特設サイト