北陸富山の山王祭2018年の日程は?見どころやアクセス情報も

Photo: 山王日枝神社 by keita.hawaii
富山県富山市山王町にある日枝神社の春季例祭として執り行われる山王祭は、期間中の人出が20万人以上にもなるお祭りです。
千軒近い露店が並び、お祭り気分も最高に盛り上がります。
富山県民が一番楽しみにしているお祭り、と言っても過言ではありません。
では、どんなお祭りかご紹介しましょう。
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山王祭とは?
1690年に、富山藩の二代目藩主が2基の御神輿を寄進したことで、氏子町を巡行するようになったことが、山王祭の始まりとされています。
以降、城下をあげての総産土祭り(うぶすなまつり)として繁栄し、現在も富山県民が楽しみにしているお祭りとなっています。
日枝神社の春季例祭の神事としても見どころがいくつかあり、巫女による舞の奉納や神輿渡御なども独特で人気となっています。
また、神社境内を中心に、歩行者天国となる繁華街の平和通りの辺りでは、千軒近い露店が出店しています。
全盛期には千軒以上だったので、数としては減っているようですが、それでも多い方ではないかと思います。
露店ならではの美味しい物も楽しめるので、家族連れもたくさんやって来る、正に地域の人々のためのお祭りですよね。
山王祭2018年の日程
日枝神社の例祭として執り行われる山王祭は、毎年5月31日から6月2日の三日間となっています。
2018年は、水曜から金曜日です。
5月30日には17時より宵祭りとして、神事・行事が無事に行われることを祈願する儀式があります。
特に、巫女が奉納する浦安の舞が良いという評判を聞きます。
31日には7時30分から獅子舞出社があり、続いて神輿発輿式があります。
この日は西側で執り行われるのが通常となっています。
6月1日は7時より山王講大祭と神輿発輿式で始まります。
同時刻に、東側での獅子舞出社と神輿発輿式もあります。
そして、一番盛り上がる山王氏子御輿巡行祭が15時30分より始まり、19時30分ころの神輿獅子舞還幸祭で、大きな行事は終わりとなります。
6月2日は日枝神社の境内末社と三末社の春祭が8時30分ころから執り行われ、21時には大祭成就祭でこの年の春季例祭は終わりとなります。
山王祭の見どころ
見どころとしては、6月1日にある山王氏子御輿巡行祭です。
これでは、子供神輿も元気が良くて可愛らしいのですが、男神輿と女神輿には目が行ってしまうでしょう。
というのも、女性だけで担ぐ神輿の珍しさもありますが、男神輿では担ぎ手の男衆が黒い褌一丁という出で立ちだからなんです。
なかなかに豪快ですよ。
男神輿に参加している男性の背中には、黒ペンで何か書いている人もいます。
所属する会社名(マーク)であったり、「山王」であったりとさまざまではあります。
これを見るのも面白いかもしれません。
見どころというよりはお楽しみどころとなりますが、やはり千軒近い露店を楽しまないわけにはいきません。
これだけたくさんあれば、食べて歩くのも良いですしアトラクション系を楽しむのも良いでしょう。
大型の露店は、最近大きめのお祭りであってもなかなか見かけなくなりましたが、情報ではお化け屋敷もあるのだとか。
これはカップルさんはぜひ入ってみて下さい。
怖がる彼女に、彼氏は男らしさを見せたいところです。
山王祭のアクセス情報
日枝神社へのアクセス方法を紹介します。
車の場合
・北陸自動車道 富山IC下車-国道41号線経由
お祭り期間中は、交通規制もありますし、例年通りであれば歩行者天国になる区域もあります。
専用の駐車場は用意されていませんので、規制を避けて離れたところの有料駐車場を利用した方が、渋滞などにも巻き込まれないで済むかもしれません。
最寄りに市電駅もありますから、JR富山駅周辺の駐車場を利用して、市電を利用してお祭りを楽しむのも良いでしょう。
公共交通でのアクセス
・JR富山駅 富山地鉄市内環状線乗車-西町駅下車 徒歩約3分
・JR富山駅 富山地鉄市内環状線乗車-グランドプラザ前駅下車 徒歩約3分
さいごに
露店でB級グルメ的な美味しい物ももちろん良いですが、富山湾では新鮮な魚も豊富に獲れるので、お寿司屋さんがたくさんあります。
富山の名物に、ます寿司もありますよ。
また、史跡もいろいろとあるのですが、日枝神社周辺で言えば富山城は見ておきたいところではないかなと思います。
市電で巡るのも面白いかもしれませんね。