酒田祭り2018年の日程は?見どころやアクセス情報も

山形県酒田市で毎年開催される酒田祭りは、市内にある上・下両日枝神社の例大祭として行われている祭りです。
庄内三大祭の1つである酒田祭りは、現在は市民参加型のお祭りとなり、露店も約400店が並びたくさんの人が訪れます。
そんな酒田祭りにつて調べてみました。
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酒田祭り2018年の日程
酒田祭りは、毎年5月19日から21日の3日間で行われます。
2018年は、金曜から日曜日で行われるので、遊びに行きやすい日程ですよね。
タイムスケジュールについては、2016年のものしか確認できませんでしたので、参考ということで紹介します。
・一日目 宵まつり16時より ステージでの催しが中心となります。
・二日目 本まつり 正午より式台の儀、13時より山車行列が行われます。
・三日目 裏まつり
会場等については、スケジュールを含めて下記のサイトで2018年の情報が入り次第、案内されるかと思いますので、お出かけ前にチェックしてみて下さい。
参考:酒田まつり
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酒田祭りとは?
酒田祭りの起源は、1609年から始まった山王祭りにあります。
産土神社である、上・下日枝神社の例祭として執り行われました。
山王というのは、日枝神社は山王権現を祭神としている、山王信仰の神社であることからです。
例祭ですから、氏子町が中心となった祭りで、酒田では山車の一種である立て山鉾の練り歩きが行われました。
元々、高い山車であることが特徴の立て山鉾ですが、酒田では20mもある物が登場した時期もあります。
それほどに大きな山鉾を出せるほど、当時の酒田の街は活気があったというのが分かりますね。
それも明治時代に入り、街に電線がひかれるようになると、安全面から大きな山鉾は練り歩けなくなり、背の低い物となり祭りは続いて行きます。
それが1976年、酒田の街は大火に見舞われ、商店街を中心に22.5haも焼き尽されてしまいます。
戦後の日本において、4番目の大きな被害となったこの大火は、酒田大火と呼ばれます。
そんな大火にも負けず、3年後には復興宣言がなされ、その年から山王祭りから酒田まつりと名称が変更され、市民参加型のお祭りにと変わっていきました。
現在もその体は変わっていませんが、たくさんの山鉾などの山車や御神輿が街を巡行します。
また、酒田まつりの名物として知られる大獅子が見どころの1つと言えます。
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酒田祭りのアクセス情報
車でのアクセス
・山形自動車道 酒田中央IC下車 約10分
祭り期間中は、交通規制が行われますので、渋滞することが多いのではないかと思われます。
駐車場ですが、昨年の案内は日程の項で紹介している酒田まつりのサイトにて確認できます。
これも、祭りへ行く前のチェックをおすすめします。
公共交通でのアクセス
・JR羽越本線 酒田駅下車 徒歩約15分
※駅からバスに乗車し、本町荘銀前で下車すれば徒歩約1分で到着します。
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酒田祭りの見どころ
見どころとしては、メインイベントとなる本まつりの山車行列です。
ここでは、50台ほどの山車が登場するのですが、伝統的な山鉾やいろいろな団体による山車などが登場します。
その中には、かつての高さのある山鉾がも登場し、山王まつりでの賑わいが蘇ります。
また、酒田まつりになってからの名物である、大獅子の山車が人気です。
大きな獅子頭の山車が赤黒で2対の4台と、仔獅子として2対4体が登場します。
何故獅子なのかというと、悪病・災害よけの霊獣として獅子は昔から信仰の対象だからなのです。
つまりは、また大火などの災害がないようにと、獅子を巡行するわけです。
お正月に、神社などで獅子舞を見かけますよね。
その時、大病さけて健やかに成長しますようにと、子供たちの頭を噛んでもらいますよね。
酒田祭りで登場する大獅子でも、やはり頭を噛んでもらう人が集まるんですよ。
もっとも、大きな獅子ですから、大泣きする子も多いのだとか…。
それでも、やはり昔からの風習で、泣いている子を何とか噛んで貰おうとするお父さんやお母さんの姿は、ほほえましいところがありますよね。
さいごに
1609年の山王祭りから始まった酒田祭りは、途中、大戦もありますし酒田大火にも遭うのですが、実は一度も休まず続いているんです。
長い歴史で、一度も休まないというのは、街の人々の心意気が感じられますよね。
それほどに大事にされているお祭りなんです。