高岡御車山祭2018年の日程は?見どころやアクセス情報も

Photo: 御車山祭 by tatsuya_nrs
富山県高岡市で毎年行われている高岡御車山祭(たかおかみくるまやままつり)は、高岡関野神社の例祭として執り行われている祭りです。
御車山(みくるまやま)と言われる7基の山車が見どころで、その巡行は見応えがあります。
では、高岡御車山祭の日程やアクセス方法、そして見どころのポイントなどを調べてみましたので紹介します。
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高岡御車山祭2018年の日程
高岡御車山祭は、毎年5月1日に執り行われています。
2018年は月曜日となりますが、GWで長期のお休みになるから、どこかに出掛けたいと考えている人におすすめできるお出掛け先です。
11時から18時まで、市内中心部を巡行しますが、雨天の場合は中止となりますので、その点は注意して下さい。
また、前日4月30日は宵祭として、18時30分から21時まで高岡御車山会館および臨時山倉にて飾り付けされた山車のライトアップなどが行われます。
どうせならば、前日からお祭りを楽しみたいところですよね。
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高岡御車山祭とは?
祭りの起源とされている事柄については1588年まで遡ります。
豊臣秀吉が後陽成(ごようぜい)天皇と正親町(おおぎまち)上皇を聚楽第へ行幸いただいた時に、使用した御所車を前田利家が拝領したとされています。
それを二代目加賀藩主・前田利長が、現在の高岡市に高岡城を築く際に城下民に与えました。
これを10の町で手を加えて現在のような御車山となりました。
御車山は、御所車を拝領した当時の安土桃山文化の様式を残しつつ、高岡の金工・漆工・染色などの技術が装飾としてふんだんに施され、更には江戸時代の名工が手を入れ7基揃います。
この長い歴史から、高岡御車山7基は1960年に重要有形民俗文化財に。
1979年には高岡御車山祭の御車山行事が重要無形民俗文化財に指定されました。
また、山車の装飾などが工芸品として、1967年に富山県指定有形文化財に指定されています。
このように、山車と行事が有形と無形の両方の重要民俗文化財に指定されるのは珍しく、5例しかありません。
さらに2016年、「山・鉾・屋台行事」の1つとして、ユネスコ無形文化遺産にも登録となりました。
ですので、登録後初めてのお祭りとなります。
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高岡御車山祭のアクセス情報
車でのアクセス
・能越自動車道 高岡IC下車 約10分
当日、会場となる市内中心部では、交通規制があります。
車で行く場合は、高岡駅周辺にある市営駐車場を利用するのが良いかと思います。
約2千台分の有料駐車場があります。
参考:高岡駅周辺市営駐車場
公共交通でのアクセス
・あいの風とやま鉄道、JR城端線・氷見線、万葉線 高岡駅下車 徒歩約15分
・北陸新幹線 新高岡駅下車-路線バスシャトル6乗車-高岡駅下車 徒歩約15分
北陸新幹線を利用した場合は、紹介しています通りにバスで高岡駅へ移動し、そこからは徒歩で会場まで行くようにしましょう。
バスは10分おきに運行されています。
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高岡御車山祭の見どころ
見どころとしては、5月1日の御車山巡行です。
御車山は、10の山町で管理されているのですが、早朝から修祓(お祓い)を受けそれぞれの町を曳き回しし、11時には所定の場所に勢ぞろいします。

Photo: 205E01 御車山祭 006 by tatsuya_nrs
巡行には、山町の役員が一緒に歩くのですが、その姿が一文字笠に麻裃といったいでたちで、なかなかに迫力がある光景です。
2018年の祭りのポスターへリンクを貼りますが、これを見てもらうとどのような装束なのかがわかりますよ。
11時からの巡行タイムスケジュールは下記の通りとなっています。
これをチェックしておくと、巡行の見どころポイントを押さえられますよ。
11時 | 曳揃 坂下町交差点付近 ※7基の御山車が揃います |
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11時20分 | 御車山出発 |
12時 | 勢揃式 片原町交差点 ※7基の御山車が整列します |
12時30分 | 御車山巡行 |
14時~15時15分 | 休憩 高峰公園~山町筋 ※御車山を間近で見られます |
15時15分~16時 | 山町筋を通る御車山 ※時代絵巻のような光景を見られます |
18時 | 曳納め 関野神社前 |
さいごに
前日にある宵祭から見られる場合は、8ヶ所の山宿(各町の町家)にも行ってみましょう。
お囃子の練習やふるまい酒などを行っているところがありますよ。
山宿の場所などについては、2016年のものを下記にリンクを貼ります。
参考:高岡御車山祭(2016年)交通規制などについて[PDFファイル]