福野夜高祭2018年の日程は?見どころやアクセス情報も

Photo: 福野夜高祭2011 by MASHIRO shiraume

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富山県南砺市の福野地域で毎年開催されている福野夜高祭(ふくのよたかまつり)は、福野神明社の春季祭礼として執り行われているお祭りです。

江戸中期の頃より続いてきた、伝統のある祭礼・福野夜高祭の由来や日程、アクセス方法についてを調べてみましたので紹介します。

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福野夜高祭2018年の日程

春季祭礼の神事として執り行われる福野夜高祭は、毎年5月1日2日の2日間で行われます。

2018年は月曜・火曜となりますが、GWでお休みになる人も多いでしょうから、平日であっても人出は多くなります。

メインとなるのは、行灯の練り廻しなどになるので、灯りの入る時間帯の18時30分頃からが始まりとなります。

尚、5月3日には福野神明社の本祭として、曳山巡行神輿渡御が行われます。

こちらも合わせて楽しまれるのも良いのではないでしょうか。

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福野夜高祭とは?

江戸時代中期の頃から続く福野夜高祭の由来は、1650年に町が出来た頃にまで遡ります。

その頃の福野地区はやせた土地ではありましたが、許可がおりるとすぐに50数軒の家並みが建ち、翌年には70軒近くにまでなりました。

ですが1652年大火に見舞われ、全部の家が焼失しました。

町の復興を願う人々は、町に守護神を迎えるために代表者を伊勢神宮へ参拝に向かわせ分霊されることとなりました。

その参拝からの帰り道、県境の倶利伽藍峠付近で日暮れになりそうであることを伝え聞いた町の人々が、自家用の行燈を手に代表者を出迎えました。

これが、福野夜高祭の始まりだとされています。

ですので、最初の頃の祭りでは、手提げ行燈に手を加えた物を使っていたのですが、やがて優美な物へと変化していき、より豪華に・より大きくとなって現在のような物になっています。

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福野夜高祭のアクセス情報

福野神明社

車でのアクセス

・北陸自動車道 砺波IC、小矢部IC下車 約10分
・東海北陸自動車道 南砺スマートIC下車 約5分

二日間の祭り期間中は、17時頃から交通規制があり道が混雑する可能性があります。

なので、なるべく早い時間帯で移動された方が良いかと思います。

駐車場についてですが、毎年無料のところが用意されています。

場所については、公式サイトにて案内があるかと思いますので、そちらへのリンクを下記にはります。

現在、確認できたのは2014年のものですが、参考までにそちらもリンクをはります。

参考:ようこそ福野夜高祭へ
参考:夜高行燈順路図

公共交通でのアクセス

・JR城端線 福野駅下車 徒歩約5分

東京方面から北陸新幹線を使用して行く場合は、新高岡駅で下車してそこで城端線に乗り換え、福野駅まで向かいましょう。

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福野夜高祭の見どころ

福野夜高祭の見どころは、行灯の引き廻しです。

大中小の大きさがあるのですが、大は約7mもあり迫力物です。

一日目は、福野神明社で参拝を行うことと、コンクールとしての引き廻しとなります。

二日目は、多くの人がこれを目当てにしているという「引き合い」があります。

引き合いは、大きい行灯同士をぶつけ合うけんかのことなのですが、当然ながら壊れてしまいます。

勇壮で優美な行灯が壊れる様は、「もったいない」という気持ちにもなるでしょうけれど、その迫力に圧倒されてしまいます。

時間は23時頃になるのですが、タイミングはその時次第なところもあるみたいです。

けれど、これより大幅に遅くなることはないようです。

23時頃に始まる引き合いは、終わるのは当然ながらそれなりに夜中の時間帯となってしまいますね。

となると、周辺で泊まるのが良いのかもしれません。

3日にある曳山巡行神輿渡御でも、独特の庵屋台というものが登場しますから、ここも見どころではないかと思います。

引き合いと一緒に楽しみたいですね。

さいごに

夜高祭は富山県内で見られる祭りなのですが、神事として執り行われるのは福野夜高祭だけです。

実は、北海道の沼田町というところでも沼田町夜高あんどん祭りというお祭りがあり、毎年かなりの人出です。

富山と北海道、一見するとあまり関連性がなさそうですが、開拓功労者として町の名にもなった沼田喜三郎という人が富山県小矢部市出身で、小矢部市に伝わる夜高行燈造りが沼田町でも伝承され祭りになったそうです。

そんなつながりもあるんですね。

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