長崎くんち2018の日程や見どころは?オススメの観覧場所は?

Photo By: Julian

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長崎・諏訪神社の秋の祭礼として行われる長崎くんちは、日本三大くんちと言われています。

国の重要無形民俗文化財に指定されている長崎くんちは、どういったお祭りなのでしょう。

  • 長崎くんちとは?
  • 長崎くんちの日程
  • 長崎くんちの見どころ観覧
  • アクセス方法や駐車場は?

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長崎くんちとは?

まず気になるのが、長崎くんちの“くんち”ではないでしょうか。

これにはいろいろな説があるのですが、これは旧暦の9月9日に行われていたことからくんち(9日)になったという説が有力なようです。

長崎の街を守る諏訪神社の祭礼として行われるわけですが、59地区が5~7地区が一組となって七年に1回踊りを奉納します。

これを踊町といいます。

奉納される踊りは、その地区ごとに十八番の物があり、有名どころの龍躍りなどは複数の地区で踊られるので目にする機会がありますが、中には1地区しかしていない踊りもあって、それこそ七年に1回しか見ることができないものもあります。

長崎くんちの日程

長崎くんちは、毎年10月7日、8日、9日と決まっています。

2018年ももちろんそうですが、曜日が土・日・月の上に、9日は祝日なので、暦通りで土・日休みの人にとっては、三連休と恵まれた日程となっています。

踊りを披露する場所は、諏訪神社・お旅所・八坂神社・公会堂前広場の4箇所で行われます。

時間も決まっていますし、桟敷席も用意されているので一番見やすくはあるのですが、長崎くんちファンは多く、早々に席は完売してしまうそうです。

この場所で踊りを披露したのち、庭先回りという事業所や官公庁・各家などに「福をお裾分けしお祝いする」という趣旨で、踊りを披露しに回ります。

これを見る人も多いそうです。

そこで、4箇所で披露される日時を簡単にまとめました。

10月7日
・諏訪神社   7時~ 9時30分     16時~18時30分
・公会堂前広場 8時~10時30分     17時~19時30分
・お旅所 9時10分~11時40分

10月8日
・八坂神社   7時~9時30分
・公会堂前広場 8時10分~10時40分

10月9日
・お旅所  7時~9時30分
・諏訪神社 8時20分~10時50分

長崎くんちの見どころ・観覧

先に紹介していますように、毎年5~7地区が一組となり、それぞれが踊りを披露するわけですが、2018年は次の地区が踊町となっています。

・上町   傘鉾・上町コッコデショ(うわまちこっこでしょ)
・筑後町  傘鉾・龍踊(じゃおどり)
・元船町  傘鉾・唐船祭(とうせんまつり)
・今籠町  傘鉾・本踊(ほんおどり)
・鍛冶屋町 傘鉾・宝船・七福神(たからぶね・しちふくじん)
・油屋町  傘鉾・川船(かわふね)
・中町

全ての地区の踊りを見るのなら、時間も場所も決まっているところで見るのが良いですね。

例えば諏訪神社ですが、当日販売の立見席もあるので、狙ってみても良いでしょう。

また、正面の長坂が無料席として用意されていますが、抽選になるそうです。

前もって申し込みしたうえでの抽選ですから、チェックしてみると良いですね。

あとは、4箇所での披露が終了した地区が、庭先回り出ますのでそれについて歩くという手もあります。

庭先回りの踊りは、奉納踊りを短縮したものになるそうですが、無料で見られるのが魅力です。

さて、今年の踊りの中での見どころは、上町コッコデショだそうです。

コッコデショは本来、樺島町という地区のみの踊りなんです。

ですが、4年に1度開催される矢上くんちで、コッコデショを披露する矢上町の協力により練習を重ね、今年初めて上町のコッコデショが披露されます。

アクセス方法や駐車場は?

駐車場ですが、専用や臨時での案内はありません。

ですが、会場の近場に有料駐車場がありますから、そこに停めると良いですね。

公式サイトで案内のあった、有料駐車場を探すサイトのURLはこちらです http://www.tomuude.com/

車での来場の場合は、長崎自動車道長崎JCー長崎出島道路ー長崎市内となりますが、混み合うかと思いますので注意して下さい。

庭先回りについてまわる場合、まずは踊場会場へ移動しましょう。

交通公共機関の利用が楽かと思います。

・諏訪神社路面電車
蛍茶屋行きで諏訪神社前で下車

・お旅所
路面電車 赤迫行きか正覚寺下行きで大波止で下車し夢彩都の横

・公会堂前広場
路面電車 蛍茶屋行き公会堂前で下車

・八坂神社
路面電車 正覚寺下行きで正覚寺下で下車

さいごに

たとえば長崎くんちで、代表的な踊りと言える龍踊もそうなのですが、どことなく異国文化を感じさせますよね?

それ、正解です。

港町で諸外国がたくさんやってくる長崎は、昔から異国と接することが多く、各国の文化に触れる機会もありました。

日本の祭りだけど、外国にやってきたかのような感覚は、なかなか経験できることではありません。

2018年は休みに恵まれてますから、長崎くんちを見に行くのには絶好のチャンスですね。

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