乙島祭り2018年の日程は?見どころやアクセス情報も

岡山県倉敷市で3毎年開催されている乙島祭りは、倉敷市重要無形民俗文化財に指定されている伝統あるお祭りです。
どのようなところが見どころになるのか、また祭りの開催日や会場、そこまでのアクセス方法についてを紹介します。
お出掛けの参考に、チェックしてみて下さい。
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乙島祭り2018年の日程
乙島祭りは、例年10月の最終日曜日をメインに開催されています。
2018年は28日(土)と29日(日)に開催されることで決定しています。
時間ですが、朝早くから始まっているようです。
はっきりとした開始時間は確認できなかったのですが、土曜日は午前中に戸島神社にて式典が執り行われ、日曜日は早朝4時頃から神社石段下に集まり、5時30分には境内に集まるようです。
乙島祭りでは、大場物という千歳楽・お船・だんじりの山車と、御神輿が街を巡行するのが見どころになっていますので、それを観覧するならば日曜ということになります。
場所は戸島神社や玉島乙島という地区になります。
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乙島祭りとは?
乙島祭りは、玉島乙島の鎮守である戸島神社の秋季大祭として執り行われます。
歴史は約700年と大変古いもので、伝統文化としてこの地域ではなくてはならないものであり、秋の風物詩として定着しています。
1992年に、倉敷市重要無形民俗文化財に指定された乙島祭りは、「ケ(日常)の中にハレ(非日常)」として代々受け継がれてきて、海の歴史など独特な要素が垣間見えます。
大場物と呼ばれる千歳楽・お船・だんじりの山車が、日が昇る前から戸島神社の石段下に集まり、非日常の一日が始まることを告げるように、激しく動き出すところからが見せ場です。
ですので、それが執り行われる2日目の早朝から、お祭りを見学するのがおすすめではあります。
ですが、クライマックスとなる宮入もまた幻想的で良いかと思います。
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乙島祭りのアクセス情報
車でのアクセスについて
・山陽自動車道 玉島ICで下車し水玉ブリッジライン経由 戸島神社まで約15分
確認はできなかったのですが、交通規制などがある可能性がありますから、戸島神社周辺までは入れないかもしれません。
駐車場ですが、戸島神社にも数台収容できる駐車場はありますが、祭り当日に利用できるかどうかは確認できませんでした。
おすすめとしては、公共交通での来場の場合の最寄り駅・新倉敷駅の周辺で有料駐車場を利用し、バスなどで会場まで行くのが良いかと思います。
また、早朝から祭りを観覧するのであれば、前日から宿泊しての参加の方が良いようにも思います。
いずれにしても、乙島祭り開催日が近づいたころに、関係サイトで何らかの案内があるかもしれませんので、そちらをチェックしてみましょう。
公共交通でのアクセスについて
・JR山陽本線 新倉敷駅下車-住友重機行きバス乗車-戸島公園下車 駅から約15分
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乙島祭りの見どころ
乙島祭りでの最初の見どころは、2日目早朝から始まる行事です。
まだ夜が明けぬ中、戸島神社石段下に千歳楽・お船・だんじりの山車の大場物などが集まり始め、そろそろ空が白んでくるころに太鼓の音と掛け声が響き、非日常へと気分が高まってきます。
太陽が昇る少し前の5時30分ころ、境内に揃った大場物が激しく動き、祭りが始まります。
養父・城岡ノ辻・泉谷の3お船による「三艘船」と、奴踊り・鬼舞・獅子舞の奉納が行われ、御神輿に御霊移しが執り行われると、境内を出て(宮下り)街へと巡行が開始します。
街中の練り歩きも、太鼓や音頭が響き賑やかに行われます。
秋のお祭りらしいひと時を楽しめるはずです。
次の見どころは、クライマックスへと向かう18時ころです。
巡行を終えて神社へと帰り(宮入)、御神輿の御霊移しが行われたのち、全ての大場物が揃ったところで「三艘船」と奴・鬼・獅子舞の奉納が行われて祭りが終了となります。
大場物が境内へと戻る際には、170段の石段を上って行くわけですが、照明があたり金糸の刺しゅうが施された大場物が黄金色に輝きながら、荒々しく上がる様は正に「ケの一日」の終わりにふさわしく感じるかと思います。
さいごに
倉敷は、2018年3月に公開されたアニメ映画の「ひるね姫」の舞台になった街で、その中に玉島地区の史跡もあります。
元々、映画でよく出てくる絵になる地域ではありますので、街歩きも楽しいかと思います。
戸島神社は高台にあり、地域の人々の憩いの場所となる公園もあるところなのですが、すぐ近場に重機工場や運送会社があり、その風景もまた面白いところです。