唐津くんち2018の日程と見どころを大特集!駐車場もチェック!

Photo By: kunikuni 80
佐賀県唐津市で開催される唐津くんちは、唐津神社の秋の例大祭として行われる祭りです。
祭りの見どころでもある曳山は、佐賀の重要有形民俗文化財に。
曳山行事は国の重要無形民俗文化財に指定される伝統的なお祭りで、延べ50万人も来場するほどの人気ぶりです。
そんな唐津くんちについて調べてみました。
- 唐津くんちとは?
- 唐津くんちの日程
- 唐津くんちの見どころ
- アクセス方法や駐車場は?
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唐津くんちとは?
1661~1662年の頃に、神輿による御神幸が行われたのが、唐津くんちの始まりと言われています。
現在のような曳山は、1819年頃と言われていますから、伝統的なお祭りですね。
長崎くんち・博多おくんちとともに、九州三大くんちと言われている唐津くんちの最大の特徴と言えるのは、曳山の上に乗せられた兜や獅子など工芸品です。
乗せる曳山自体が大きいですから、それに乗せる兜や獅子なども相当の大きさで見応えがあります。
唐津くんちの日程
唐津くんちは、毎年11月2、3、4日の3日間開催されます。
ですので、2018年も同じです。
この3日間で、どのようなことが行われるかは次の通りです。
・11月2日(木) 宵曳山(よいやま) 19時30分~22時
一番曳山が街の中心・大手口より出発し、各町で曳山が合流して行きます。
・11月3日(金) 御旅所神幸(おたびしょしんこう) 9時30分~16時30分
祭りのメインイベント、曳き込みと曳き出しが行われます。
・11月4日(土) 町廻り(まちまわり)
3日に各町内に帰った曳山が再度神社前に集まり、市内を巡行し曳山展示場内へ戻ります。
唐津くんちの見どころ
何と言っても曳山が見どころになります。
土台となる台車は樫造りで、車輪がついています。
その上に、乾漆という製法で造られ、金箔や銀箔などで装飾された、大きな兜や獅子などが乗ります。
この台車の前方には、100mの2本の綱がついていて、曳子と呼ばれる人達が数十人で曳きます。
後方には梶棒が2本つき、これで進行方向へと操作する仕組みです(大石町の曳山は梶棒が前方にもついています)。
こういった曳山が全部で14基巡行します。

Photo By: 山 芋
それでは、各町の曳山を紹介しましょう。
カッコ内の西暦は制作年です。
2.中町 青獅子(1824年)
3.材木町 亀と浦島太郎(1841年) ※製作時は浦島太郎ではなく宝珠が乗せられていた。
4.呉服町 九郎判官源義経の兜(1844年)
5.魚屋町 鯛(1845年)
6.大石町 鳳凰丸(1846年)
7.新町 飛龍(1846年)
8.本町 金獅子(1847年)
9.木綿町(きわたまち) 武田信玄の兜(1864年)
10.平野町 上杉謙信の兜(1869年)
11.米屋町 酒呑童子と源頼光の兜(1869年)
12.京町 珠取獅子(1875年)
13.水主町(かこまち) 鯱(1876年)
14.江川町 七宝丸(1876年)
しかし最大の見せ場は、3日の西の浜での曳き込みです。
ここはお旅所と言われるのですが、普段は硬めの砂地なのですが、くんちの時には掘り起こして柔らかめの砂地にします。
そこに曳山が入ってきますが、主さが2トンもある曳山の車輪が、砂に取られないように操作するのが、各町の腕の見せ所となるのです。
長い歴史があるお祭りですので、過去にはいろいろなことがありました。
実は曳山は、紺屋町の黒獅子という物もあり、全部で15基あったのですが消失しています。
理由も定かではありませんが、そういう過去もあることを思いつつ見るのも良いかと思います。
アクセス方法や駐車場は?
県外から唐津へと行く場合、公共交通を利用するならばJR唐津駅を目指しましょう。
その周辺が唐津くんちの会場の1つですから、迷うことなく辿りつけると言えます。
車での来場の場合は、臨時駐車場が用意されているので、そこを目指すと良いですね。
下記に臨時駐車場を紹介します。
・松浦河畔公園駐車場 1700台
松浦河畔公園からは、2日と3日は唐津駅までシャトルバスが運行されますので、駐車場としては特におすすめです。
道路が混むので遅れはあるかと思いますが、10分間隔での運行される予定です。
・2日
松浦河畔公園-JR唐津駅 17時~21時40分
JR唐津駅ー松浦河畔公園 17時20分~22時
・3日
松浦河畔公園-JR唐津駅 9時~16時
JR唐津駅ー松浦河畔公園 9時20分~17時
さいごに
11月3日は祝日ですね。
唐津くんちのメインとなるのは、2日目と言っても良いですから、祝日なのは嬉しいです。
それに、11月3日は大概晴れになると言われています。
つまり、絶好の唐津くんち日和になることが多いそうですよ。
そんな一日を唐津くんちで過ごすのも良いですね!