森の祭り2018年日程は?見どころや楽しみ方は?アクセス情報も

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静岡県周智郡森町にある、三島神社の祭礼が大元であると入れる森の祭り。

現在は遠州地方の14基の屋台の激しい練り歩きが見どころとなっています。

では、森の祭りについてご紹介しましょう。

  • 森の祭りとは?
  • 森の祭りの日程
  • 森の祭りの見どころ
  • アクセス方法や駐車場は?

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森の祭りとは?

元々は、三島神社の祭礼として行っていたものが、森の祭りの起源ではないかと言われていますが、実は定かではありません。

ですが、特徴的である二輪屋台や、現在の“喧嘩祭り”のようなことは、江戸時代中期の頃から見られていました。

今のような遠州地方の祭りとして行われるようになったのは、町の合併などから祭りへ参加する地区が増え、今では地区が所有する14基の屋台の激しい練りがあったり、奉納舞楽を披露する舞児、大正時代から始まった舞児を帰す“舞児還し”が有名になっています。

森の祭りの日程

毎年11月の第1週、金・土・日で行われています。

ですので、2016年は11月4日・5日・6日となります。

会場としては、メインは三島神社となります。

屋台の練り歩きがありますから、周辺で豪華な屋台を観ることができるかと思います。

森の祭りの見どころ

森の祭りを見どころとしては、大きく分けると2つかなと思いますので、それぞれについて紹介しましょう。

どちらも伝統的で祭りの風物詩となっていますよ。

喧嘩祭り

森の祭りは、喧嘩祭りとして有名なのですが、先にも紹介していますように、江戸時代中期頃にその起源とされています。

これは「文久の大喧嘩」と言われる事件で、三島神社の祭礼で秋葉神社の使者が森町の町内を通った時、使者に屋台を壊されたということがありました。

これが大騒動となり、三島神社の祭りは明治初期まで中止と、厳しい措置となったのです。

元々、森の祭りはかなり激しいことで知られていて、昭和40年頃までは数年に1度の割合で喧嘩では済まされないほどの騒ぎとなり、48年には二日続けて悲しい結果となっています。

これを教訓に、「荒々しくも規律・統制の取れた祭り」として、楽しんで参加・観ることにできる喧嘩祭りとして有名となっています。

三種の舞楽

森の祭りでは、3つの奉納舞楽が行われます。

各地区から毎年一名の舞児が選ばれて、乙女の舞(女舞)・浦安の舞(女舞)・朝日の舞(男舞)が三島神社で奉納されます。

選ばれた子供のいる家には、名前と奉納される舞が書かれた大きな看板が立ち、この名誉ある役に選ばれたということで盛り上がるのだとか。

舞を披露した子供たちは、祭りの最終日は神社から家まで歩いて帰されません。

どのように帰すのかと言うと、町の若い人や屋台に乗せられて帰るのです。

なんとも特別感がありますよね。

これは「舞児還し」という、大正時代からの風習なのだそうです。

アクセス方法や駐車場

メインの会場となる三島神社のある森町へのアクセスは、電車と車の場合で紹介します。

電車

・JR掛川駅から天竜浜名湖鉄道で遠州森駅下車し徒歩約15分

・東名高速道路の袋井インターから約20分
・東名高速道路の掛川インターから約20分

無料駐車場

車で来場した場合の駐車場ですが、無料で停められるところが2箇所、計700台分の駐車スペ―スがあるようです。

・森町役場
・森町文化会館ミキホール

但し、祭り期間中は交通規制があり、混み合う可能性が高いので注意して下さいね。

さいごに

いろいろな説があるのですが、清水の次郎長の子分として知られる森の石松は、この森の祭りの森町の人という話もあるのだそうです。

森町の大洞院に、お墓があるということです。

そもそも、実在していたかどうかも定かではないなんて言われていますが、でも昔から激しい祭りとして知られる森の祭りの起源は、石松も参加してたのかななんて考えるのも、ちょっと面白いかもしれませんよ。

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