お歳暮の時期はいつからいつまで?もし遅れてしまった場合は?

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毎年年末が近づいてくると、本格的なお歳暮のシーズンがやってきます。

毎年、お世話になった方々や親戚などに贈っているという方も、今年初めてお歳暮を贈るという新社会人の方も、この時期がやってくると、いろいろと頭を悩ませてしまうことになるでしょう。

最近では、直接ギフトショップやデパートに出向くことなく、ネットやコンビニでの注文もできるようになりましたので、以前と比較すればそれほど手間はかからなくなっています。

ですが、その一方でさまざまな疑問が頭に浮かんでくるものです。

たとえば、「いつからいつまでに贈れば良いのか」「遅れてしまった場合はどうすれば良いのか」「相場はどのくらい?」…こういった悩みに、毎年苦しんでいる方も多いはずです。

そこで、ここではお歳暮に関する基本的な知識や、お役立ち情報をいくつかご紹介します。

これからお歳暮の準備にとりかかるという方は、目を通してみてください。

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そもそもお歳暮って何?

毎年当たり前のように送ったり、受け取ったりしているものの、そもそもお歳暮にはどのような意味があるのでしょう?

お歳暮とは基本的には年の暮れに、お世話になった人に対して感謝して、訪問する「歳暮周り」がルーツとなっています。

この際に、贈り物をしたことから、その贈答品が「お歳暮」と呼ばれるようになりました。

このように、お歳暮とは本来は相手を訪問して直接贈り物をすることを指します。

ですが、今日では年末の慌ただしい時期に直接訪問することが、却って迷惑になってしまうと考える方も多くなったことから、宅配便などで贈答品を送るというスタイルが一般的になっています。

では、この贈答品にはどんなものが選ばれるのでしょう?

厳密なルールはありませんが新年を迎えるにあたって、必要となるものや、保存の効く生活必需品などを送るのが一般的です。

さらに、近年では受け取った側が自由に商品を選べるカタログギフトも定番となりました。

もちろん、商品券や金券なども一般的で、失礼にはあたりません。

ただ、地域によってはお歳暮にも独自の風習がある、というケースもあります。

近年ではこういった風習に無理に従う必要はない、という考えの方も多くなっていますが、年配の方などへ贈る際には注意した方が良いかもしれません。

いつからいつまでに贈ればいい?遅れてしまったら?

では、気になる時期についてお話しましょう。

お歳暮は一般的に12月13日から20日前後までに届くように贈るものとされています。

日本には古くから「すす払い」と言って、12月13日から新年を迎えるための準備をはじめる風習があります。

なので、その時期に贈るのが良いとされているのです。

ただ、近年ではあまりこういった時期を気にするという方も少なくなっていますので、12月に入ってからであれば、いつ贈ったとしてもそれほど失礼にはあたらないでしょう。

お正月用の魚介類など、生物を贈る場合は、より遅らせた方が良いケースもあります。

もし遅れてしまった場合は?

では、お歳暮が遅れてしまった場合はどうすれば良いのでしょう?

年内であれば、そのまま贈ったとしても失礼にはあたりません。

前述の通り、鮮度の短いお正月用の品を贈る場合はむしろ意図的に遅らせることもあるくらいですので、それほど問題はないでしょう。

ただ、年を越してしまった場合は表書きが「お歳暮」ではなく「お年賀」となります。

このように遅れてしまった場合は、一筆を添えると遅れてしまったとしても、相手に対して逆に好印象を与えることができるかもしれません。

いずれにしても、気になる方は早めに準備しておくと安心です。

最近では早い段階でお歳暮の注文をすると、割引を受けられるといったサービスが用意されているギフトショップなども少なくありません。

こういったサービスも上手に利用しましょう。

気になるお歳暮の相場は?

お歳暮はあくまで感謝の「気持ち」ですので、金額に決まりがあるわけではありません。

ですが、相手に失礼にならないように、ある程度の相場を頭に入れておきましょう。

一般的にお歳暮の金額の目安は3000円から5000円程度となっています。

また、贈る相手によっても多少異なっており、知人・友人や親戚の場合は3000円~、そして結婚式の仲人や上司などに対しては5000円~となります。

また、特にお世話になった方には10000円前後の品を選ぶことがあります。

いくらお世話になったからと言って、あまりにも高額な品を贈ってしまうと、却って相手に気を遣わせてしまいますので、相場の範疇でできるだけ相手に喜んでもらえそうな品を選びましょう。

さいごに

お歳暮に関するさまざまな知識やちょっと役立つ情報をご紹介してみましたがいかがだったでしょうか?

こういった点をしっかり頭に入れておけば、お歳暮選びはそれほど難しいことではありません。

最終的に大切なのは、お世話になった相手への感謝の気持ちです。

一年の感謝を込めて、相手のことを想いながら上手にお歳暮の品を選んでみてください。

そうすれば、きっと翌年も良い人間関係を築けることでしょう。

ここでご紹介した情報を、そのために役立てていただければ幸いです。

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