浅草寺の初詣2018年の混雑予想!狙い目の時間・見どころは?

東京最古のお寺で、雷門が有名な浅草寺。
海外からはもちろん、国内の観光客も多く訪れますが、初詣でも大変な賑わいを見せます。
そこで、浅草寺へ初詣に出掛ける際の気になることを調べてみました。
参考にしてください。
- 初詣で混雑する日時間帯
- おすすめの参拝時間は?
- 浅草寺の特徴と見どころは?
- アクセス方法と駐車場情報
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初詣で混雑する日・時間帯
浅草寺の初詣は、例年三が日で300万人弱の参拝があり混雑します。
時間帯についてですが、境内には24時間入ることができるので、都合の良い時間帯で参拝が可能です。
その中で混雑する時間帯となると、本堂が開いている時間です。
1月1日は0時から20時までで、2日以降は通常通りの6時30分から17時までとなります。
おすすめの参拝時間は?
混雑を避けて参拝するのであれば、1月1日ならば3時~9時頃までは比較的参拝者が少ないですし、本堂も開いていますから初詣としては良い条件かと思います。
2日以降は、開堂時間の6時30分を目安に参拝に向かえば、混雑は大体避けられます。
とはいえ、三が日中はどの時間でも人はやや多いでしょう。
参拝できれば良いのであれば、本堂が開く前・閉めた後と、三が日以降です。
浅草寺の特徴と見どころは?
特徴
浅草寺に祀られる御本尊は、聖観音菩薩という秘仏です。
浅草寺が創建された当時より、開帳されてその御姿を見ることのできた人はいませんが、明治2年に役人が調査を行い間違いなくあることが確認されています。
年に1回、12月13日14時に限って御本尊の代わりである、御前立本尊の御姿を見ることはできます。
浅草寺といえば、何といっても雷門ですね。
正式には風雷神門と言い、右の間には風神像、左の間には雷神像が安置されています。
大きな提灯が目印のようになっていますが、三社祭と台風の時だけ畳まれるそうですよ。
見どころ
本堂はもちろんのこと、浅草寺の建物は戦火などで焼失したり倒壊し、再建されたものが多くあります。
ただその歴史は、東京最古のお寺と言われるだけあって大変古く、それを知って見ると楽しめるものがあります。
そんな中から、3つだけ紹介します。
・雷門
最初の雷門は、942年平公雅(たいらのきんまさ)により、駒形付近に創建されました。
現在の位置に移築されたのは鎌倉時代で、その時に風神像・雷神像が安置されました。
1865年に田原町大火で炎上しましたが、1960年松下電器創始者の松下幸之助氏が寄進で復興再建となりました。
ここを潜り抜けると、正面に宝蔵門(仁王門)が見え両側に土産物屋などの仲見世があります。
この通りが表参道です。
・宝蔵門(ほうぞうもん)
942年に安房守平公雅(たいらのきんまさ)により創建されました。
何度か火災に見舞われましたが、都度再建されてきたのですが、徳川家光により再度の寄進建立が行われ、その時に浅草寺の扁額がかけられました。
1945年の戦火に見舞われるまでは、何事もなかったそうです。
1964年に実業家・大谷米太郎夫妻の寄進で再建され、2007年には耐震性などを向上させる改築がされました。
実はこの時までは仁王門と呼ばれていたのを宝蔵門と変えています。
その名の通り、2階建てになった門には文化財が仕舞われ、たからのくらとなっています。
門の左右には金剛力士が安置されていて、これが仁王門と呼ばれていた理由です。
向かって左側の阿形像はモデルが力士の北の湖、右の吽形像はモデルがやはり力士の明武谷と言われています。
・五重塔
1648年建立された五重塔は、数度の倒壊と空襲で炎上しましたが、1973年に再建されました。
塔の高さは約48メートルで、急こう配で高い屋根の本堂と共に離れたところから見ても目立つ存在です。
アクセス方法と駐車場情報
まず駐車場についてなのですが、浅草寺には専用の駐車場はありません。
有料ですが、近くに台東区が管理する雷門地下駐車場があり、自家用車は197台まで駐車が可能です。
ただ、通常の土日でも大変混むので、三が日はすぐに満車かと思います。
公共交通を利用した方が、スムーズに浅草寺に行けるでしょうから、そちらをおすすめします。
最寄り駅は次の通りです。
・東武鉄道スカイツリーライン 浅草駅から徒歩約5分
・東京メトロ銀座線 浅草駅から徒歩約5分
・つくばエクスプレス 浅草駅から徒歩約5分
・都営地下鉄浅草線 浅草駅A4出口から徒歩約5分
さいごに
お寺や神社へ初詣に出掛けたとき、どんな風に参拝するでしょうか。
参拝マナーについては、基本的なお参りの仕方でまず間違いないですが、そこそこでしきたりがあります。
浅草寺の場合、御本尊の観世音菩薩様へ参拝する時には、合掌をして「南無観世音菩薩(なむかんのんぼさつ)」とお唱えして欲しいと案内されています。
ですので、参拝の際にはそのようにお唱えしてくださいね。