熱田神宮の初詣2018!混雑のピークは?参拝時間はいつがいい?
愛知県名古屋市にある熱田神宮の初詣は、毎年200万人を超える参拝者で賑わいます。
実は日本書紀との関りが深い熱田神宮の初詣について、きになることを調べてみました。
- 初詣で混雑する日時間帯
- おすすめの参拝時間は?
- 熱田神宮の特徴と見どころは?
- アクセス方法と駐車場情報
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初詣で混雑する日・時間帯
熱田神宮は、24時間の参拝が可能です。
それは、大晦日でも元旦でも同じですので、三が日で200万人を超えるほどの混雑ぶりです。
大晦日は15時から、大祓という穢れを祓い去る儀式があり、この辺りからすでに混み始めます。
二年参りをしたい参拝者もいますので、22時・23時から開けて元旦の2時・3時までは並ぶ覚悟が必要なほどでしょう。
元旦5時から歳旦祭が行われますので、この頃からまた参拝者も増えていき、日中は再び並ぶほどになります。
2日・3日も、元旦の混雑を避けた参拝者が訪れるので、三が日にこだわりがなければ、避けたほうが良いかもしれませんね。
おすすめの参拝時間は?
三が日と初えびすの行われる5日を避ければ、大混雑は少しはましになります。
お正月飾りを外す松の内までがお正月、と考える人も多いでしょうから、5日以降15日くらい(地域によっては、7日のところもありますが)の参拝が良いのではと思います。
どうしても三が日中に…ということであれば、参道に出ている屋台が営業している9時~22時以外で、4時・5時台の早朝と22時以降の夜間です。
それでも、並ぶ可能性は高いので、寒さ対策はしっかりとして行きましょう。
熱田神宮の特徴と見どころは?
特徴
神宮といわれる歴史のある神社は、どこも大体そうなのですが、日本書紀や古事記の中にも出てくる由緒があります。
熱田神宮も同じで、祀られている御神体は三種の神器の1つである草薙御剣(くさなぎのみつるぎ)です。
そして御祭神は熱田大神、相殿神に天照大神・素盞嗚尊(すさのおのみこと)・日本武尊(やまとたけるのみこと)・宮簀媛命(みやすひめのみこと)・建稲種命(たけいなだねのみこと)です。
作り話と思われがちな、日本神話に出てくる名もありますが、熱田神宮の御神体や御祭神を伝承する1つの形で、それ故に熱田神宮も深い関わりがあるのです。
見どころ
街中にある熱田神宮ですが、驚くほど静寂な杜が広がります。
平成25年で創建1900年を迎えた歴史は、そんなところでも感じることができます。
初詣時は、たくさんの参拝者でごった返しますから、熱田神宮の自然を感じる・見るのは難しいかもしれませんが、珍しい木々がありますので、見どころとして紹介します。
・ならずの梅
3mの高さがある梅の枯木です。
見事な梅の花が咲く木なのですが、不思議なことに実はつかないのです。
そのことから、“ならずの梅”と呼ばれています。
・大楠
かの弘法大師が、自ら楠を植えられたと言い伝えがあり、熱田神宮は楠が多くあります。
その中でも特に大きな物が手水舎北側にあり、樹齢は千年にもなります。
・南神池(みなみしんいけ)
参拝者の憩いの場として提供されています。
隣接の茶屋からの眺めが特に良いと評判で、普段も参拝後に立ち寄る人がいるそうです。
・太郎庵椿(たろうあんつばき)
藪椿の一種で、淡い紅色の花が咲く樹齢300年を超える古木です。
開花が長いのが特徴で、こちらも11月から3月まで楽しめます。
アクセス方法と駐車場情報
まずは駐車場についてですが、熱田神宮内には専用の駐車場が東門・西門・南門にあり400台停められるのですが、12月31日の夜から1月5日までは全て利用できません。
また、とにかく参拝者が多いですから、交通規制もありますので、熱田神宮周辺の有料駐車場も避けた方が良いと思います。
少し離れた駅周辺の駐車場を利用し、電車などで移動が無難です。
一番近い駅は、名古屋鉄道の神宮前駅で、徒歩約3分ほどで到着します。
・JR名古屋駅-(乗り換え)-名鉄名古屋本線の名鉄名古屋駅から乗車-神宮前駅下車
・名古屋鉄道 名鉄常滑線乗車-神宮前駅下車
年末年始には特別ダイヤでの運行が予定されていますので、初詣で名古屋鉄道を利用する場合は、行く前に確認することをおすすめします。
参考HP:名古屋鉄道HP
さいごに
熱田神宮の境内には、別宮一社・摂社八社・末社十九社が祀られています。
その中には、合格祈願の参拝者が訪れる上知我麻神社(かみちかまじんじゃ)・菅原社や、安産祈願の楠御前社(くすのみまえしゃ)などがあります。
他にも、いろいろな祈願ができる神社がありますから、「特にこれ」という願いがあるのなら、それに合う神社にも参拝すると良いですね。