新年会の締めの挨拶にルールはある?例文をチェックしてみよう!

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毎年年末年始になると、職場や親戚での集まりも多くなります。

それを楽しみにしている方もいらっしゃるかもしれません。

ですが、その一方で立場によっては締めの挨拶などしなければならないという方もいらっしゃるでしょう。

それが悩みになっているという方も多いのではないでしょうか?

特に新年会での挨拶に失敗してしまうと、その年のスタートからつまずいてしまうことになるかもしれません。

親戚や職場の同僚・上司に顰蹙を買うようなことがあれば、あなたの立場が危うくなってしまうこともあるでしょう。

その一方で、挨拶を成功させることができれば、最高の一年のスタートを切れるはずです。

うまくいけば上司に一目置かれる存在になるチャンスでもあります。

そこで、ここでは新年会の締めの挨拶のポイントをご紹介しましょう。

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新年会の流れをチェック

挨拶について考える前に、まずは一般的な新年会の流れをおさらいしておきましょう。

もちろん、それほど形式ばった集まりではない場合は、何かと省略されてしまうこともありますが、一般的には以下のような流れとなるでしょう。

1.開会の言葉・宣言
2.新年の挨拶・激励・祝詞など
3.乾杯(ここで挨拶が行われることもあります)
4.宴会~食事
5.締めの挨拶~閉会の宣言

こうしてみると、挨拶のシーンがいくつもあることに気付くのではないでしょうか?

開会の言葉が挨拶になるケースもありますので最大で4回ほどの挨拶の機会が設けられることもあります。

もちろん、よりカジュアルなスタイルでの新年会の場合、挨拶は開会の挨拶と閉会時の締めの挨拶のみとなります。

では、具体的にどんな挨拶をすべきなのかを具体例を挙げながら考えてみましょう。

どのように挨拶をすればいい?

挨拶文の組み立て方をチェック
では、どのように挨拶の言葉を組み立ててれば良いのでしょう。

さまざまなパターンがありますが、無難にまとめたいのであれば以下のような形にまとめると良いでしょう。

・新年会前半の挨拶
1.新年を祝う言葉
2.出席している方々を取り巻く昨今の環境、これからの展望など
3.一年の目標、抱負など
4.締めの挨拶

では、具体例を以下にまとめてみました。

みなさん、あけましておめでとうございます。

今年のお正月はどのようにお過ごしでしょうか?

昨年前半は残念ながら我が社はライバル社に対して苦戦を強いられ、厳しい日々が続きました。

ですが、年末に我が社が総力を挙げて開発した新製品が発売から好調な売れ行きで、素晴らしい形で一年を終えることができました。

このお正月休みでしっかりと英気を養って、昨年末の勢いをさらに軌道に乗せ、さらなる発展を目指しましょう。

具体的には新年早々から新製品の発売予定が続いています。

これらを成功させることができればさらに我が社を発展させることにつながるでしょう。

もちろん、それは決して簡単なことではありません。

ですが、社員一同力を合わせて、できることから始めましょう。

それでは、これを新年の挨拶に代えさせていただきます。

今年もどうかよろしくお願いします。』

このような形で、それぞれの職場、集まりの状況などに合わせて挨拶文を構成しましょう。

乾杯前の挨拶は短くまとめるのがベスト!

形式に沿った新年会の場合、前半に挨拶が続いてしまうことがあります。

そのため乾杯前の挨拶は短くまとめるようにしましょう。

内容としては以下のようなものが好ましいでしょう。

・新年を祝う言葉
・新年の抱負、目標

こういった形で簡潔にまとめましょう。

乾杯の挨拶の場合、前述の例文のように長くする必要はありません。

それこそ、一言でも問題ありません。

締めの挨拶はどんなもの?

やっぱりある程度の長さは必要?

では、新人や中堅社員が任されることも多い締めの挨拶はどのようなものになるのでしょう?

一般的には以下のような形が一般的です。

・参加していただいた方への感謝の言葉
・簡単な自己紹介(新人などが挨拶をする場合、司会者からの紹介がないケースが多いため)
・締めの言葉~万歳三唱など
・改めてお礼の言葉

こういった形が良いでしょう。

では例文をご紹介しましょう。

本日はお忙しい中をお集まりいただき、ありがとうございました。

会場のお時間が迫っておりますので、ここで一旦閉めさせていただきたいと存じます。

私、○○○に所属します○○○と申します。

新年もまた気持ちを新たにがんばりましょう。

それでは、これを締めの挨拶とさせていただき、我が社の前途を祝して万歳三唱をしましょう。

○○○(会社・団体名)のさらなる発展を祈念いたしまして、万歳、万歳、万歳。

ありがとうございました。

締めの挨拶も乾杯前の挨拶と同じように、それほど長くする必要はありません。

できるだけシンプルにまとめるようにしましょう。

また、万歳三唱の部分についてはそれぞれの会社や団体によって異なることもありますので、事前に上司などに確認しておくと失敗することはないでしょう。

さいごに

新年会の挨拶について、いくつかの方法をご紹介させていただきましたがいかがだったでしょうか?

あなたの挨拶文作成に役立てていただければ幸いです。

ただ、ここでご紹介した例文などは一般的なものの一例に過ぎません。

会社によっては新年会の形式そのものがまったく異なっているケースもあります。

事前にしっかりと確認しておけば良い挨拶にできることでしょう。

いずれにしても、心を込めて新年の挨拶をすることができれば、失敗してしまうことはないはずです。

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