八坂神社の初詣!2018年の混雑予想!参拝時間はいつがいい?

京都市東山区祇園町にある八坂神社の初詣は、三が日の人出が例年100万人ほどになる、全国でも有数の人気初詣スポットです。
そんな八坂神社での初詣で、気になる点をまとめてみました。
- 初詣で混雑する日時間帯
- おすすめの参拝時間は?
- 八坂神社の特徴と見どころは?
- アクセス方法と駐車場情報
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初詣で混雑する日・時間帯
三が日での人出が100万人にもなる八坂神社ですから、その3日間が混雑する日だと言えます。
中でも12月31日から1月1日にかけての二年参り、そして日付が変わる0時ころを目指す参拝者は多いです。
三が日中すべてで、日中(9時~16時頃まで)の人出もかなりのものだと思ってください。
境内には屋台も出ていますから、家族連れやカップルも多く訪れます。
おすすめの参拝時間は?
1月1日ですが、新年を迎えてすぐの賑やかさも、2時以降になればある程度は治まります。
5時からは、白朮(をけら)祭という神事が執り行われますから、この頃から人出も増え始めます。
ただ、混雑というほどではないので、8時くらいまではお正月らしい雰囲気の中で、初詣参拝ができておすすめです。
2日、3日も早朝は人出も日中よりはありませんから、やはりおすすめですね。
また、夕方・日没頃になると人出も引き始めて、日中よりは参拝しやすくなります。
境内の屋台も5日までは遅くまで開いてますから、どちらも楽しむなら陽が沈んでからが良い頃です。
八坂神社の特徴と見どころは?
特徴
創建656年と歴史のある八坂神社ですが、創建時は祇園社・祇園神社と名乗っていました。
由来には諸説あるのですが、牛頭山に座した素戔嗚尊(すさのをのみこと)を祀ったことが始まりというのが説の1つとしてあります。
1868年の神仏分離令により八坂神社と改め、明治時代からは主祭神として中座に素戔嗚尊(すさのをのみこと)、東御座に櫛稲田姫命(くしいなだひめのみこと)、西御座に八柱御子神(やはしらのみこがみ※ 素戔嗚尊の子供八人)となりました。
また、配神として東御座同座として神大市比売命(かむおおいちひめのみこと)と佐美良比売命(さみらひめのみこと)が、西御座傍御座で稲田宮主須賀之八耳神(いなだのみやぬしすがのやつみみのかみ)が祀られています。
八坂神社が今でも地元では「祇園さん」と親しまれているのは、このような歴史からくるものだったというわけです。
現在の八坂神社は、全国にある八坂を名乗る神社や、素戔嗚尊(すさのをのみこと)を祭神とする神社の総本社でもあります。
見どころ
1月1日と3日に執り行われる神事を見どころとして紹介します。
・白朮(をけら)祭
朮(おけら)というキク科の植物の根茎を乾燥させると、白朮(びゃくじゅつ)という漢方薬になります。
12月31日に古来よりの方法できりさされた御神火と白朮でをけら火が灯されるのですが、これで1年最後の神事も執り行われ、新年を迎えることとなります。
5時には折敷(おしき)13膳、削掛(けずりかけ)、そして白朮を混ぜ合わせて盛り、御神火を点けて本殿正面から境内に向け撤します。
これが白朮祭です。
大晦日19時半頃~元旦5時頃までは、白朮を調整したお屠蘇・をけら酒がふるまわれます。
・かるた始め式
「八雲たつ 出雲八重垣 妻ごみに 八重垣つくる その八重垣を」という和歌をご存知の人は多いですよね。
これは、日本で初めて三十一文字で詠まれたもので、詠人は八坂神神・素戔嗚尊なんです。
櫛稲田姫命との結婚を喜ばれて詠まれたもので、多くの歌人が素戔嗚尊を歌聖として尊敬しました。
それにちなみ行われます。
参加者は、袿姿や狩衣姿などの装束で登場します。
とても華やかで、お正月らしい行事ですよ。
アクセス方法と駐車場情報
まず駐車場についてなのですが、八坂神社に駐車場はあるのですが、40台の収容スペースしかないため、なかなか停められないかと思います。
また、普段は1時間600円ですが、お正月の間は1000円になります。
また、交通規制もありますから、周辺は大変混み合います。
ですので、公共交通を利用することをおすすめします。
車で行く場合も、八坂神社から離れた駅などの周辺の駐車場を利用してはどうでしょうか。
八坂神社への最寄り駅は次の通りです。
・JR京都駅より市バス206番乗車し祇園下車
・阪急河原町駅下車し徒歩で約8分
・京阪祇園四条駅下車し徒歩で約5分
さいごに
八坂神社の末社として、いくつかの神社があるのですが、初詣の際に特に女性にぜひ立ち寄って欲しいのが、本殿を正面に見て右側にある美御前社です。
こちらには、美女と言われた宗像三女神が祀られていて、財福・芸能・美貌の神としての信仰があります。
社前には神水が湧き出ていて、肌はもちろんのこと心の美しさにも効果がある美容水だということなのです。
2、3滴を手に取り、肌につけてみましょう。