インフルエンザの潜伏期間はどれくらい?潜伏期間の症状は?

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冬になると毎年のように流行するインフルエンザ。

近年は、タミフルなどのインフルエンザ治療薬もあり、以前より重症化しにくくなりましたが、やはり感染のリスクを考えると、だいたい数日間は静養になってしまうものです。

そこで、ここではインフルエンザに対する豆知識をまとめてみました。

そんなときに限って仕事がバタついていたりなど、休んでしまうことで大混乱になってしまった経験がある人も多いのではないでしょうか。

ちょうどインフルエンザが流行る季節は俗にいう師走。

昔から師匠も走るくらいと言われるほど忙しい季節だから、事前にインフルエンザにたいする知識をしっかり持っておきましょう。

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潜伏期間はどれくらい?

まず誤解しやすい点ですが、インフルエンザの潜伏期間はどれくらいなのでしょうか。

インフルエンザの感染者の咳やくしゃみから、喉などにウイルスが付着してから潜伏する期間は丸2日ほどと言われてます。

あくまでもこの期間は一般的で長い方だと1週間潜伏する場合もあるようです。

また、ウイルスが付着して20分ほどで細胞内に到達してしまうので、やはり早め早めのうがい、手洗いが大事と言うことになります。

潜伏期間の症状は?

その基本的に2日間ほどと言われている潜伏期間の症状はどんなものが出るでしょうか。

インフルエンザでの症状で有名なものは、やはり高熱や倦怠感などですが、それらが出るのは潜伏期間後、発症時期になってからです。

だいたい1週間から長いと3週間続くと言われています。

しかし、あくまでもそれらの症状は発症してからの話。

潜伏期間では、特段症状が出ないため、注意が必要なのです。

症状もなく、いたって普通なのに、何に対して注意が必要かと言うと、詳しくは後述しますが、潜伏期間も、ただ発症していないだけであって、既に感染状態、つまりもう人にうつることがあると言うわけです。

潜伏期間でも人にうつるの?

潜伏期間でも、ずばり前述どおりインフルエンザは人にうつります。

正直、まだ発症もしていないので、分からずに人にうつしてしまうことも多く、インフルエンザが大流行するときの最大の要因が、この潜伏期間での感染ではないかと言われているほどです。

ですので、デキることと言えば、インフルエンザが発症してしまったときは、その数日前から接触した人物には、「自分がインフルエンザであったこと」をしっかりとお知らせすることでしょう。

例えば、仕事上のクライアントなどでは言いづらかったりしますが、上記したように知らず知らずのうちに蔓延してしまう怖いウイルスなので、ここは大人の責任としてしっかり言うべきですね。

また、感染方法も、咳やくしゃみによる、いわゆる「飛沫感染」が有名ですが、それ以外にも感染方法は存在します。

まずは、感染者が触ったドアノブや蛇口などにウイルスが付着して感染してしまう「接触感染」と、空気中にウイルスがさまよっていて、それを吸い込んでしまう「空気感染」です。

しかし、これらは、まず接触感染は、しっかりと除菌などを行うこと、そして空気感染は、インフルエンザウイルスは高い湿度に弱いとされているので、加湿器などを利用して、部屋の湿度を高めにしておくことで、対策は可能なものです。

更には、100%回避できるわけではありませんが、今は安価でインフルエンザの予防接種もできるようになりました。

基本的にどこの病院でもやってくれますので、本格的なインフルエンザのピークを迎えて、感染してから後悔する前に、しっかりと対策を行っておきましょう。

さいごに

いかがでしたでしょうか?

あまりにも当たり前な話ですが、やはりインフルエンザにせよ、風邪にせよ、最大の予防方法はうがいと手洗いです。

それさえしっかりできていれば未然に防げることが多いものですから、面倒臭がらずにしっかりと予防を行いたいですね。

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