今さら聞けない!干支の順番の由来と理由って何?

年賀状のデザインにも付き物の干支の動物。
干支の動物の年賀状を見て、初めて来年の干支が分かるなんて人も多いのではないでしょうか。
来年の干支が何かも知らないくらいなので、由来や理由、更には再来年以降の干支が何かなんて分かる人のほうが少ないのでは!?そこで、ここでは干支についてまとめてみました。
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そもそも2018年の干支は何だっけ?
なんとなく上司など年齢差のある人と話をする際に、「一回り(以上)違う」などと一般会話にも干支は出てくるので、一回り=12歳なので、干支の動物は12種類ということまではなんとなくわかっている人が多いでしょうが、そもそも2018年の干支はなんでしょうか?
2018年の干支は、ズバリ酉(とり)です。
今の時代の言葉で言えば、にわとりの年ですね。
そのため、コンビニや雑貨店などで発売されているデザイン付きの年賀状では、ニワトリや、(ニワトリの子ども)であるヒヨコがデザインされたものが多く生まれています。
日本では、クリスマスには、七面鳥が手に入りづらいため、チキンが多く食べられますが、2016年から2018年にかけての年末年始は、ニワトリ大忙しな感じです。
干支の読み方と順番の由来・理由について
もともと干支(十二支)は、中国から伝えられたものですが、その頃から、それぞれの動物の順番はもちろんの事、それぞれ縁起を担ぐ由来や理由がありました。
今でも、その演技を担いで行動を決めている人も少なくない程です。
では、ここでは、十二支それぞれの由来・理由を順番通りにまとめてみました。
子(ねずみ)
一番手のねずみは、生殖能力に長けている動物です。
そのため、子孫繁栄の願いが込められた干支だと言えます。
更には、それが転じて、子孫繁栄=成長が早い=財に関する願いを込める場合もあります。
丑(うし)
古くから人間のパートナーとして、食用はもちろん、労働力にもなっている牛。
そのため、誠実さや粘り強さの縁起担ぎと言われています。
コツコツ行うような仕事に向いているという事でしょうか。
寅(とら)
孤高の存在と位置付けられている寅、そういえば「フーテンの寅さん」もある意味孤高の存在ですね。
そのため、決断力の縁起担ぎがあると言われています。
卯(うさぎ)
最近でも、ペットにする人が増えてきているなど温厚な動物であるうさぎ。
そのため、争いごとのない人間関係構築や、家内安全を願う年と言うわけです。
辰(たつ)
十二支で唯一の架空の動物である辰。
一説では、タツノオトシゴという説や、(風貌が似ている)ワニなんて説もあります。
縁起担ぎとしては、正義や信用になります。
巳(へび)
神の使いとして祀られているところも多いへび。
脱皮をする動物なので、新しい仕事に就くなど新たな門出や、探求心の年と言われています。
午(うま)
三国志などにも名馬がいくつも登場するなど、人との付き合い方が上手い馬。
そのため、人付き合いや、おしゃれが縁起担ぎと言われています。
未(ひつじ)
ひつじのイメージから、縁起担ぎとしては、平和で安泰の生活を願う年と言われています。
申(さる)=2016年
病や厄が「去る」という意味から、無病息災や、臨機応変の縁起を担ぐ年と言われています。
酉(とり)=2018年
今の時代も、「酉の市」が全国各地で行われているように、酉は「取り込む」という言葉とかけて、商売に縁起の良い年だと言われています。
ずばり、商売繁盛の年ですね。
戌(いぬ)
今では、家族以上の存在になっている人も多いほどの犬。
渋谷のハチ公でも有名ですが、勤勉さの象徴です。
そのため、努力や、継続力の年と言われています。
亥(いのしし)
猪突猛進なんて言葉もあるとおり、一直線に向かってくるいのしし。
そのイメージから、冒険、勇気の年と言われています。
何か新しい挑戦をするのはいのししの年かもしれません。
これで忘れない!干支の順番の覚え方
上記のねずみに始まり、いのししに終わるのが干支の順番ですが、なかなか覚えられないものです。
そこで、ここでは干支の順番の覚え方を知っておきましょう。
最もメジャーなものは、やはりリズムで覚える方法です。
「ねー、うし、とら、うー、たつ、みー、うま、ひつじ、さる、とり、いぬ、い」とリズムに乗って、勢いで覚えてしまう方法です。
意外とこれが、一度頭に入ったら離れませんよ。
あとは、干支の言い伝えである神様がレースをして、ねずみは牛の背中に乗って、ズルして1番になったと、自分なりのどうしてこの順番になったのかイメージして覚えるのも楽しいかもしれません。
さいごに
いかがでしたでしょうか?2018年は、酉の年。
つまり商売繁盛の年なのです。
とうとうアベノミクスに成果が出始めて、景気が上向きになるのでしょうか?縁起物ながら期待せずにはいられませんね。