インフルエンザの予防接種って効果あるの?受けないとダメ?

Pocket

『今年のワインの出来』や『花粉の飛散状況』など、毎年毎年「今年は凄い」なんて言っているイメージがあり、オオカミ少年のようになってしまいますが、毎冬のインフルエンザも同様ではないでしょうか。

しかし、2016-2018シーズンは、例年以上の猛威が予想され、ケアをしっかりしてしすぎることではないため、インフルエンザ対策はしていて損はありません。

そこで、ここではインフルエンザの予防接種についてまとめてみました。

[ad-kiji-1]

インフルエンザの予防接種って受けないとダメ?

ネットでは「インフルエンザワクチンは意味がない」などと言う意見もあり、予防接種はわざわざ病院行くのも面倒臭いし受けないとダメ?なんて思う人も少なくないでしょう。

確かに詳しくは後述しますが、インフルエンザウイルスと一言で言っても、様々なタイプがあり、しかも毎年耐性して変異し続けているので、「予防接種をしたのにインフルエンザかかった」なんて話が散見されるから、意味がない説が蔓延しているのではないでしょうか。

しかし、ウイルスが変異していても、元々のタイプには効果があるものですから、本来は重症化するものを2~3日で治るなど軽症化する可能性が高いのです。

実際、インフルエンザにかかる、かからないなんて誰にも予想できるものではないし、予防接種のおかげで、インフルエンザになるのを防いだ、もしくは軽症化したというのは分からないものですが、特にインフルエンザになりやすいと言われている若年層(小中学生)や、重症化しやすいご高齢の方や持病をお持ちの方は、特に予防接種を受けておいて損はないと思います。

また、インフルエンザの予防接種は、基本内科であれば病院の規模関係なしにどこでも摂取可能なものですが、保険対象外(自由診療)のため、値段は各病院で決められています。

傾向的には、大学病院などの大病院は比較的高めで、個人病院などはリーズナブルなところが多いようですが、平均3,000円ほどのようです。

ただ、小規模個人病院でも10,000円かかったなんて話も聞きますし、事前に電話等で問い合わせるか、Twitterなどでのクチコミ情報を調べてから病院を決めるのがベターだと思います。

別に値段が高くても、安くとも同じインフルエンザワクチンですから同じですからね。

インフルエンザワクチンの効果はいつからいつまで?

果たしていつころまでにインフルエンザワクチンを打っておくのがベターなのでしょうか。

ワクチンを打ってから体内に抗体ができるまで、早い人だと1週間ほど、基本的には2週間ほどと言われています。

そこから約5か月は有効的だという事です。

だいたいインフルエンザが流行するのは、本州一帯では1月~2月。

5か月も効果が継続するので、肌寒くなってきたころ打っておくのがベストですが、12月中に打っていくのがベターでしょう。

また、5か月と言いましたが、3か月目くらいから徐々に効果が薄れていくと言う意見もあり、効果のピークは1か月目くらいと言われています。

インフルエンザのピークを考えると、やはり12月中が良さそうです。

ワクチンの効果が出ないこともあるの?

簡単には前述もしたとおり、インフルエンザワクチンを打ったら絶対にインフルエンザにならないというわけではありません。

インフルエンザと一言で言っても、pdm09、A香港型、B型と定番タイプには効果があるように作られていますが、例えばA香港型でも、抗体を作り新型になったりするので、そうなると効果が出ない場合も。

だいたい統計的に、インフルエンザワクチンを打って効果があり、抑制できたのは60~70%くらいの確率と言われています。

つまり30%強はワクチンを打っても発症する可能性があると言う事ですね。

そう数値にすると高く感じてしまいますが、逆に言うとワクチンを打つことで60%強抑制できるのは大きいですよね。

インフルエンザに発症すると、自分のQOLが著しく下がるだけでなく、周囲にも迷惑がかかるものなので、しっかりとやれるべきことはやっておきましょう。

スポンサーリンク

関連記事

ページ上部へ戻る