薬に頼らない風邪の治し方は?予防するためにやるべきことは?

風邪を引いた…となれば、大方は市販薬を飲んで温かくし、様子を見るようにしているのではないでしょうか。
でも、なかなか治らずにだるさを感じることもあるのでは。
それなら、薬に頼らずに治してみてはどうでしょうか。
意外とすっきりと治ってしまうこともあるんですよ。
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薬に頼らない風邪の治し方
風邪を引いてすぐにやりがちなのが、お風呂に入らないことではないでしょうか。
実は、風邪の初期段階なら、むしろ体を温めてぐっすり休む手段としては有効なんです。
もちろん、熱が出ているのなら入らない方が良いですよ。
風邪は、乾燥しているところにウイルスがつき、それで風邪の症状である咳や鼻づまりになります。
ということは、乾燥しないようにするのが良いわけです。
そこでお風呂に入り、喉や鼻に効果的に加湿するのです。
とはいえ、そのまま起きていたら話になりません。
風邪っぽいなと思う時は、体力を消耗させないことも大事ですから、体を温めたらすぐに寝るのが一番ですよ。
食事の面では、あまり胃腸に負担のかからない物を食べるようにしましょう。
よくビタミンCを摂るようにと聞きますよね。
これは正解ですから、ビタミンCを意識した物を食べるようにしてみましょう。
とにもかくにも、風邪の初期段階では、胃腸に負担のかからない食事と加湿、そして温かくして早めに眠ることです。
長引く風邪とすぐ治る風邪の違いは何?
風邪になる原因は、8割から9割はウイルス感染なわけです。
ウイルス性の風邪であれば、初期段階であれば先に紹介したような方法でも治すことは可能ですが、細菌性の風邪に罹るとそうはいきません。
ウイルスと細菌は同じ物と思うことが多いですが、これは全く違います。
簡単に言うと、細菌は栄養があれば繁殖していくので、薬の力に頼らなければ治らない物が多いんです。
とはいえ、いわゆる市販薬では、ほぼ効果はありません。
細菌性の風邪の代表的なところをあげると、インフルエンザと肺炎があります。
これらは、それぞれに効果のある、抗生物質の薬でないと治せませんよね。
ですので、初期段階の症状だからと思っていたけれど、なかなか治らない時や市販薬が効かない時は、病院で診てもらうようにしましょう。
風邪を予防するためにやるべきことは?
できれば、普段の生活から風邪になりにくいことを心がけることが、薬に頼ることなく健康に過ごせることにつながりますよね。
そこで、風邪を予防する方法をいくつか紹介しましょう。
まずはストレスのない生活を心がけることです。
ストレスは免疫力を下げることになるので、そこにウイルスも細菌も入り込みやすくなるのです。
ですから、ストレスを解消するようにしなければいけません。
だからと言って、過度の飲食はかえって免疫力を下げる原因です。
適度なスポーツも良いですし、シャワーで済ませずにお風呂に入るようにすると、ストレスの解消だけではなく喉や鼻にも良いのでおすすめです。
また、意識して野菜を多く摂るような食事も大事ですね。
体を温める効果のあるショウガを飲み物や食べ物に少量ずる入れるだけでも違いがありますよ。
野菜を食べる時に、温野菜サラダにショウガの入ったドレッシングなんてどうでしょうか。
そして手洗い・うがいはまめにしましょう。
ただ、これもやり過ぎには注意です。
また、薄着は体を冷やして免疫力を下げますよ。
オフィスでは暖房が…という場合は、体温調整のしやすい服装と、温かな飲み物で喉・鼻の潤いをキープしましょう。
さいごに
薬に頼らない風邪の治し方とはちょっと違ってしまいますが、初期症状の風邪でお風呂に入る時、胸や背中、鼻の下に塗る風邪薬を塗って入浴すると、意外と良いんですよ。
これは小さな子供さんの風邪の場合に、飲み薬以外での治す方法の1つなんで、本来はお湯に塗る風邪薬を溶かし、それを顔の前に持って行って呼吸するというものなんですが、大人の場合はお風呂に入ってすると良いですよ。