急性扁桃腺炎はうつるの?症状や原因・治るまでの期間は?

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冬になって乾燥が進むと、風邪を引きやすくなります。

やがて出て来る喉の痛み…軽く見ていると、高い熱が出たり喉が痛くなったりする「急性扁桃腺炎」を発症することがあります。

数日で治るものではありますが、ほうっておいて症状が重症化すると大きな病気にもつながりかねません。

まずは急性扁桃腺炎とは何かをお話しし、その後感染の有無や治療法などを解説していきます。

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急性扁桃腺炎はどんな病気?症状と原因について

急性扁桃腺炎とは、「口蓋扁桃」(こうがいへんとう)と呼ばれる喉の入り口部分が炎症を起こす病気です。

口蓋扁桃は左右にあり、片方だけが腫れる場合と両方腫れる場合がありますが、いずれにしても赤くなったり、表面が白い斑点のような膿で覆われてしまうこともあります。

症状としては、38度以上の高熱、強い喉の痛み、全身の倦怠感、頭痛などが挙げられます。

いわゆる「喉の風邪」と呼ばれる症状です。

通常は3、4日で収まりますが、ほうっておいた結果重症化した場合、扁桃腺の周囲にも炎症が広がったり(扁桃周囲炎)、扁桃腺の周りに膿がたまる(扁桃周囲膿瘍)病気に進行することがあります。

そこまで進行すると治癒するまでが長引くことになります。

急性扁桃腺炎は一般的に免疫力の低い小児がかかりやすい病気ですが、ストレスなどで免疫力が低下している場合は、大人でも発症する可能性があります。

また、高齢になるにつれ口蓋扁桃は萎縮していくので、ある程度高齢になるとかかりにくくなります。

急性扁桃腺炎の主な原因は、細菌感染やウィルス感染によるものです。

メジャーなところでは「インフルエンザウィルス」「黄色ブドウ球菌」「肺炎球菌」「EBウィルス」などが症状を引き起こす原因菌とされます。

急性扁桃腺炎はうつるの?

上でお話ししたとおり、細菌感染やウィルス感染が原因であり、いわば「扁桃腺炎菌」とでもいうべきものは存在しませんので、急性扁桃腺炎「そのもの」がうつることはありません。

ただし、上記のウィルスや細菌を無自覚に周囲にばらまいていると、免疫力の低い子供や免疫力の落ちている別の大人にそれが感染し、その結果その人が急性扁桃腺炎を発症することはあります。

喉の痛みを覚えたら、すぐにマスクをして、咳が出る場合は咳エチケットなどを心がけましょう。

手洗い、うがいも丁寧に、頻繁に行いましょう。

自分のためでなく、周りの人のためにも、症状がひどくなる前に耳鼻咽喉科を受診することも考えてください。

急性扁桃腺炎の治療方法・治るまでの期間は?

すでにお話ししたとおり、急性扁桃腺炎が治癒するまでの期間は3、4日が一般的です。

恐らく症状がつらくてこれより早く病院で受診されると思いますが、結果として急性扁桃腺炎の診断が下った場合、細菌感染の場合はそれぞれの原因となっている菌に対する抗生剤の内服薬が処方されます。

ウィルス感染の場合は、症状に合わせて解熱鎮痛剤や抗炎症剤、うがい薬などで対処します。

あまりにも激しく喉が痛む場合、飲食にも困難をきたしますので、抗生剤を静脈内注射したり点滴を行う場合もあります。

なお、乾燥によって喉の腫れや痛みは悪化しますので、室内を十分加湿し、マスクをするとある程度進行を防ぐことができます。

さいごに

急性扁桃腺炎そのものは人にうつることはありませんが、その原因菌やウィルスをこれ以上他人に感染させないようにすることは大切です。

また、症状がひどい場合はなるべく早く耳鼻咽喉科を受診しましょう。

風邪を引いたら無理をせずに、部屋を加湿して、喉越しの良いゼリー飲料などを飲み、十分な休養を取ることを心がけてください。

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