卒園式で好印象の母親の服装とは?ママのコーディネート術

我が子が迎えるひとつの節目、卒園式。
小さいとはいえ立派な式典ですので、TPOをわきまえた服装をしたいところですよね。
でも、初めての子の場合、どうすればいいのか少々悩むところ…。
というわけで今日は、周りから浮かず、恥もかかない服装選びと、おさえておくべきポイントについてです。
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母親が卒園式で着る服装でおさえておくべきポイントとは?
ニットやデニムなどのカジュアルな服装は論外として、それ以外でおさえておきたいのは、フォーマルなセットアップであることと、清潔感の感じられる服装であることです。
華美、あるいは可愛らしいデザインのものや露出の多いものは避け、あくまで厳粛な気持ちを現す服選びをしましょう。
卒園式と入園式で同じスーツを着る方もいらっしゃいますが、季節が1カ月ほど違うので、色合いなども考え、入学式用にはもう少し華やかな、別物を用意するべきかと思います。
あまり袖を通すチャンスのない和服も、こうした式典では好印象ですし、気持ちも引き締まりますね。
具体的にどんな服装がいいの?
洋装のお母さんは、やはりスーツが良いかと思います。
日頃から仕事などでスーツをたくさん持っていても、その中から一着選ぶのではなく、式典用に一式、グレイや濃紺など抑えめトーンのセットアップなどを用意しておきましょう。
パンツスーツは若干カジュアル寄りなので、タイトスカート、もしくは控え目なフレアスカートのものがベターでしょう。
丈は膝が隠れる程度のものを。
「めったに着ないのに新しいものを用意するのは資金的にちょっと…」「入学式もあるし…」という場合は、手持ちのブラックフォーマルに華やかなコサージュをつけるだけでOKです。
アクセサリーはパールが良いでしょう。
また、中のブラウスをフリルデザインのものにするなどすれば、華やかさが演出されます。
その場合はコサージュは控え目なものを。
靴は少しで良いのでヒールのあるものを、スーツの色に合わせて。
メインのバッグはできるだけ小さめを選びます。
和装の方は、正絹の、縁起物の柄のついた付下げ、訪問着、色無地などを。
帯は二重太鼓に結びます。
ルールは洋装と同じで、あまり華美でない、色味もおさえたものを選んでください。
このあたりはご自身で着付けできる方はもちろんご存知でしょうし、着付けをおまかせする美容師さんもご存知でしょう。
服装以外で気をつける点は?
3月の上旬といえば意外と冷える日もあります。
ダウンコートなどのカジュアルなコートでは下に着るものとのバランスが悪いので、ライナーのついたスプリングコートなどを用意しておくといいでしょう。
トレンチコートやステンカラーの、シックなコートなら流行もありませんし、中に着るアイテムもさほど選びませんから、一着持っておくと便利です。
大判のストールを一枚持っておくと、コートの上から更に羽織ったり、冷える場合もあるので会場ではひざ掛けにしたりできます。
また、メインのバッグの他に、エコバッグのように折りたためるバッグをひとつ持っておけば、記念品を入れたり、会場で靴を脱ぐ場合に、脱いだ靴をしまっておいたりすることができて便利です(その場合、ビニール袋持参必須)。
洋装の場合、意外と見落としなのは、ヘアスタイル。
ダウンスタイルのままでもいいのですが、フルアップにして華やかな飾りをつけたり、ゆるく巻いた髪をハーフアップにするなど、普段とは違う一工夫を。
さいごに
卒園式は子供にとっても大人にとっても大きな節目です。
あくまでも落ち着いた服装を選び、適切に身だしなみを整え、厳粛な気持ちで臨みましょう。