新入社員が入社式や歓迎会で一言挨拶する時に何を言えばいい?

新たに会社に入った新入社員にとってまず緊張するのが、入社式や歓迎会での挨拶ですね。
当然ながら周りはみんな先輩ばかり、まずは良い印象を与えて速やかにその輪に入りたいものです。
そのためにも挨拶はとても大切です。
今回は、文例を含めて新入社員の挨拶のポイントをまとめました。
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新入社員は歓迎会の挨拶の時にどんなことを言えばいいの?
歓迎会とは文字通り新入社員を歓迎するための会です。
どんな人が入ってくるのだろう?うまくやっていけるかな?期待と不安を抱いているのは先輩たちも同じです。
新しい刺激に期待して興味津々、という先輩もいるかもしれませんね。
そんな先輩たちや上司の前での挨拶について、簡単な流れをまとめれば、
- 所属と名前
- 入社理由
- 趣味や特技など、自分をアピールする話題
- 意気込み
- 今後の指導を願う締め
というところでしょうか。
基本的には入社面接で答えたようなことと概ね同じです。
ですが、歓迎会ですから、多少自己アピールに笑いを混ぜてみるのもいいかもしれません。
定番だけど、困った時に使える挨拶の文例は?
あまりあたりさわりのない挨拶をすると先輩たちの印象に残りません。
「自分はこういう人間です」ということを的確に伝える挨拶を、まずは自分で考えてみてください。
どうしても分からない!という場合のため、定番ではありますが、上の流れに沿って無難に使える挨拶文を用意したので、参考にしてください。
就職活動をしていたとき、この会社の(魅力や強み)を知って、ぜひここで働いてみたいと思って入社を決めました。
趣味と言えるものは特にないのですが、大学では○○のサークルに入っていました。
その他に、何かおすすめのものがあれば教えていただけるとうれしいです。
まだ不安はありますが、どんどん新しいことに挑戦していけたらと思っています。
最後になりましたが、右も左も分からない状況で先輩方、上司の方のお力をお借りすることも多いと思いますが、よろしくご指導ください。
よろしくお願いします。
本日はありがとうございました。
話の内容は当然「自分がどんな人生を歩んできたか」によって変わります。
上の例文にとらわれず、自分を上手にアピールできる話題を、自由に話してみてください。
話の内容とは別に挨拶する時に気をつけるポイントは?
言うまでもなく一番のポイントは「敬語」です。
敬語をきちんと扱えることはビジネスマンにとって鉄則。
他社の人に会う営業やお客様を案内する窓口業務などを担当する場合はなおさらです。
外部の人たちにとって、あなたが新入社員かどうかということは問題ではありません。
新米だからといって甘く見てもらえるわけではないのです。
不安がある人は、今から敬語の練習をしておきましょう。
また、新入社員はフレッシュで前向きな態度が好印象です。
緊張しているからと小さな声でぼそぼそと話さず、顔を上げてひとりひとりの先輩たちを見ながら、落ち着いて、かつ元気よく話しましょう。
ちょっととちったりするのはご愛嬌。
「すみません、緊張していて」と逆手に取って印象を残すのもいいでしょう。
最後にポイントになるのは、清潔感。
男性であればネクタイはきちんと締め、女性はメイクと髪型を整えて挨拶をしましょう。
さいごに
入社した後も、就職活動をしていたときと、気をつけるポイントはそう大きく変わりません。
大切なのはマナーとポジティブな態度です。
これからいろいろ教えていく後輩を迎えるにあたって、やはり自分を敬って、どんな注意も前向きに受け取ってくれるという印象を先輩たちに残せれば満点です。
良いスタートを切れるようお祈りしております。