奈良県宇陀市の又兵衛桜の見どころ2018年の開花予想はいつ頃?

Pocket

奈良県宇陀市大宇陀本郷にある又兵衛桜は、推定樹齢が300年になるシダレザクラの一本桜で、高さが13m・幹周り3mの大木です。

「又兵衛」という名で、気付かれてる人もいるかと思いますが、大宇陀本郷の地区で伝説の桜として知られています。

どのような曰くがあるのかなど、調べてみましたので紹介します。

[ad-kiji-1]

又兵衛桜の見どころ・特徴は?

又兵衛桜の又兵衛とは、戦国武将の後藤又兵衛(後藤基次)のことで、昨年のNHK大河ドラマでもその名がありましたし、同じく大河ドラマの軍師官兵衛でもありましたので、大河ファンや歴史物のファンにはお馴染みの人かと思います。

この又兵衛は、幼い時に黒田家で養育されたのですが、官兵衛没後は息子である長政と不仲になったという説があり、それがきっかけで黒田家を出奔。

仕官として又兵衛を迎え入れたいという大名もあったもののうまくいかず、京都で浪人生活を送ることとなったのですが、豊臣と徳川の戦いに真田幸村と共に参加することとなり、大坂夏の陣で生涯を終えます。

ところが、この戦いの時に又兵衛は亡くなっておらず、なんとか生きながらえて大宇陀本郷の地にて隠遁生活を送ったという説があります。

その居を構えた場所で咲くのが、又兵衛桜だということなのです。

高さ13m・幹周り3mの大桜である又兵衛桜は、周囲へと大きく枝を張っています。

シダレザクラですから、花が咲くと枝が下がるのですが、その姿が滝のように見えることから、本郷の瀧桜とも呼ばれています。

一本桜の又兵衛桜だけでも十分に見応えがあるのですが、人気があって多くの人が訪れる理由には、同時季に咲く濃いピンクの桃の花が見事で、この2つの花を写真に撮りたい人も大勢訪れるのです。

開花時期は例年だといつ頃?

例年ですと、奈良県の辺りは3月下旬に桜が開花し、4月上旬には見ごろを迎えます。

2月に発表されている2018年の桜開花予想では、奈良県奈良市の開花は3月29日ころで、4月5日ころに満開になるとされていて、平年通りの予想です。

地元では開花の時季に合わせ、又兵衛桜まつりを開催します。

毎年、大体4月上旬から中旬で行われますので、2018年もそれくらいかと思います。

各種団体により、周辺で出店もありますから、桜を見て記念にお土産を買うこともできます。

入場に際し、桜周辺整備協力金として100円かかります。

又兵衛桜のアクセス情報

車でのアクセス

・名阪国道 針IC-国道369号線-市道-国道370号線経由-国道166号線大宇陀・吉野方面 ※国道166線には桜の案内板あり

有料の駐車場があり、普通乗用で500円から・大型車で3,000円となっています。

また、民間の有料駐車場もあり、500台ほどの駐車が可能です。

開花期間中に、一方通行の交通規が行われる予定となってますので、案内標識に従って運転して下さい。

周辺は特に土日に渋滞しますから、余裕をもって出かけましょう。

公共交通でのアクセス

・近鉄榛原駅-奈良交通大宇陀行バスに乗車-終点大宇陀下車 徒歩約20分

榛原駅のそばにある宇陀市観光案内所のうだ観処では、レンタサイクルを行っています。

電動アシスト付き自転車なので、歩くよりはかなり楽ではないでしょうか。

・時間 9時~17時 水曜定休
・料金 4時間1000円、一日2000円

参考:※宇陀市観光協会情報サイト

さいごに

最寄り駅の榛原駅からは、実は徒歩かレンタサイクルがおすすめなんです。

土地柄的に見どころもたくさんありますし、川沿いの桜並木を楽しめます。

車で行く場合も、又兵衛桜だけではなく周辺地区にある桜巡りも面白いかと思います。

宇陀市の観光マップと、レンタサイクルモデルコースマップを下記に紹介します。

参考:宇陀市観光マップ[PDFファイル]
参考:モデルコース[PDFファイル]

スポンサーリンク

関連記事

ページ上部へ戻る