生理痛ってどうしてなるの?3つの主な原因と解消法

生理痛は当たり前、そう思っている人は少なくないはずです。
でも、薬を飲まなければならないほどの生理痛って、本当に当たり前で済ませてもいいんでしょうか。
そこで、生理痛になる主な原因3つと、少しでも痛みを和らげる解消法を紹介します。
場合によっては病院で診てもらった方がよいこともあるので、参考にしてみて下さいね。
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ストレスや血行不良によるもの
生理をストレスに感じている人は少なくないですよね。
ストレスは、体の循環機能を鈍くさせることもあり、これで血行不良起こして冷えから生理痛…となります。
冷えに関してはストレスだけではなく、体を締め付ける服を着ないこと・薄着をしないことも、合わせて注意した方が良いですね。
首や脇から風が入りにくい服装にするだけでも、冷えを防いで生理痛を和らげることができます。
生理時のストレスというのは、ホルモンバランスの崩れからくるものが多く、避けることはできません。
好きなことをする、面倒でも少しは体を動かす、ナプキンなどの蒸れに不快感があるならば、布ナプキンを試してみるなど、自分なりのストレス解消方法を見つけましょう。
1つ注意したいのは、生理が始まる1週間から10日くらい前から、だるい・イライラするなどが見られるなら、月経前症候群の可能性があります。
その頃は性格も変わるほどで…と悩む人も少なくないので、病院で相談することをおすすめします。
プロスタグランジンの過剰分泌
生理だけではなく、出産時などで分泌される成分にプロスタグランジンがあります。
これは、子宮内膜を経血と一緒に排出する際に、子宮を収縮させて促す働きがあるわけです。
子宮の収縮は多少の痛みが伴うのですが、日常生活に支障がある程の痛みや吐き気・頭痛・腰痛などもあるようなら、プロスタグランジンが過剰分泌されている可能性があります。
生理のたびに、生理痛・頭痛・腰痛の痛みを抑えるために鎮痛剤を服薬しているようなら、産婦人科で相談してみてみましょう。
プロスタグランジンの分泌を抑える薬を処方してもらえるかもしれませんよ。
子宮の病気が隠れている
生理痛の他に、経血量が多い(少ない)・レバー状のかたまりが出てくる・生理の期間が長い(短い)などがあるようなら、子宮の病気が気になります。
生理不順で生理痛がひどい場合も、同じように考えられます。
でも、量や痛みは人と比べようがないこともありますね。
1つの例としてあげれば、量については昼間でも夜用ナプキンを使用し、1時間くらいしかもたないようならかなり多い方です。
痛みは、うずくまるほどだったり寝込むことがあるなら、これもかなり痛い方です。
考えられる子宮の病気としては、子宮内膜症・子宮筋腫・子宮腺筋腫があります。
この病気のある個所に子宮内膜が作られ、生理時に剥がれ落ちるわけですが、段々と剥がれにくくなってくるので、それで痛みが強くなります。
私事ですが、大きなレバー状のかたまりが出てくるまで生理が終わらないことに疑問を感じ、婦人科を受診したところ子宮筋腫が発見された経験があります。
幸い、手術が必要なほどではなかったですが、大きさなどによっては子宮摘出になることもあるので気を付けて下さい。