吉野山の桜2018年の開花予想は?一番の見頃やアクセス情報も

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奈良県の中央部に位置する吉野山は、吉野町周辺の約8キロの距離を尾根で繋がる山々の総称であり、金峰山寺を中心に社寺のある地域のことを言います。

吉野山では、かなり古くから桜が植樹され、桜の名所として知られてきました。

そんな吉野山の桜について、情報をまとめてみました。

春の行楽シーズンのお出かけ先の参考にしてみて下さい。

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吉野山の桜の見どころ・特徴は?

日本で代表的な桜の品種というとソメイヨシノがありますが、この桜が誕生した江戸時代に、桜の名所である吉野山にちなんでつけられた名だと言います。

そんな吉野山にある桜は約3万本で、主にシロヤマザクラという品種です。

ソメイヨシノが多く出回るようになる前までは、日本で愛でられたのはヤマザクラ系の桜で、吉野山でもやはりシロヤマザクラが多いわけです。

吉野山に桜が植樹されるようになったのは平安時代からで、金峰山寺の本尊である蔵王権現(ざおうごんげん)の神木が桜であることからで、つまりは吉野山の桜が多いのは信仰心の厚さの表れだと言えます。

場所によっては、山が桜で覆われているように見えるところもあるほど、吉野山では桜を楽しめる場所が多いのですが、よく知られる場所は懐から山頂にかけて4つの場所に分かれているところで、開花から満開までの時間も分かれることから長く桜を楽しめます。

その4つの場所は、次のように呼ばれています。

  • 下千本 近鉄吉野駅から七曲坂周辺。
  • 中千本 五郎兵衛茶屋から如意輪寺周辺。
  • 上千本 火の見櫓から花矢倉の坂周辺。
  • 奥千本 吉野水分神社から金峯神社、苔清水、西行庵近辺。

特に中千本の地域にある、吉水神社から見る桜は「一目千本桜」と呼ばれ、吉野山の桜の中でも代表的な花見スポットとなっています。

また開花時期にあわせ、ライトアップが行われます。

昼間と違った桜の姿を見ることができると評判です。

2018年の開花予想は?

2016年の吉野山の桜の開花状況ですが、上で紹介した4つの場所ごとに開花から見ごろの時期を紹介します。

2016年の吉野山の桜情報

下千本 3月29日開花 4月4日~8日見ごろ
中千本 4月1日開花 4月5日~10日見ごろ
上千本 4月3日開花 4月7日~11日見ごろ
奥千本 4月9日開花 4月12日~15日見ごろ

下千本から上千本までは、見ごろの時期が重なることもあるようですから、一度で楽しむなら桜の情報は必ずしておきたいところですね。

吉野山観光協会のHPにて、桜情報を公開しているページがありましたので、そちらも紹介します。

3月頃から開花情報も公開されますから、チェックしてみると良いですね。

吉野山の名桜の紹介もあるので、あわせてチェックしておくとより吉野山の桜を楽しめますよ。

参考:吉野山観光協会HP 桜情報

吉野山の桜のアクセス情報

2016年のものになりますが、上記で紹介しました吉野山観光協会HPでの案内では、広域で交通規制が行われ、日によっては郊外に設けられた駐車場を利用し、それぞれの場所へシャトルバスが運行されました。
参考:吉野山周辺交通規制図チラシ(2016年分)PDFファイル

また、設けられた駐車場は、運営協力金として1,500円ほどかかりますが、そこから出るシャトルバス無料で利用できました。

車で行くことを予定されている場合で、シャトルバスの運行がある日は、できるだけこれを利用することのできる駐車場に、車を停めるようにしましょう。

車で吉野町まで行く場合、国道169号線から下千本の駐車場を目指すのが一般的なようですが、これも交通規制により渋滞する箇所が考えられますので注意して下さい。

公共交通を利用する場合は、近鉄吉野線の終点・吉野駅が最寄り駅となります。

そこからは、ロープウェイを利用すると良いです。

春とは言え、山での花見となりますから、防寒対策は必要になるかと思います。

また、吉野山の桜は歩いた方がより楽しめるので、歩きやすい靴も用意しましょう。

さいごに

吉野山の桜は、桜もですが社寺もたくさんあり、中には国宝の物もありますし吉水神社に至っては世界遺産です。

それに吉野山は、そもそも信仰のために登山される人が多く訪れた山です。

ですので、できれば良い物を見せていただけるという、感謝の気持ちをもって訪れたいものですね。

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