萩焼祭り2018年の日程は?見どころやアクセス情報も
山口県萩市で開催される萩焼祭りは、400年の伝統のある萩焼をお値打ち価格で購入するチャンスの大即売会です。
素朴な萩焼は、使うほどに変化するとも言われ、ファンも多くいます。
そんな萩焼を購入したい人で、期間中賑わいます。
では、どんなお祭りかご紹介しましょう。
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萩焼祭りとは?
主にお茶の道具の1つとして、約400年前から始まった萩焼。
萩の藩主であった毛利輝元の御用達の窯として栄えていきます。
一楽二萩三唐津と呼ばれるほど、お茶を点てるのに萩焼は向いていると愛好する人も少なくなく、1957年には記録作成等の措置を講ずべき無形文化財に選ばれています。
人間国宝に選ばれた作家も何名かいて、代々その窯を継ぐ中にもまた人間国宝が生まれるという名門もあります。
萩焼の面白いところは、ふんわりとした感じで焼けることで、原料の陶土に混ぜる釉薬の具合で、器の表面にひびが入るようになる貫入と、そこに水分が染み込んで器の色具合が変わる七化けすることです。
ですから萩焼のファンは、1つの器をしっかりと使い込み、変化の具合を長い時間かけて楽しむという人もいるわけです。
つまりは、萩焼は使ってこその器なわけです。
そんな萩焼をお得に購入できる機会が萩焼祭りです。
期間中、窯元や販売店が約50店ほども出店し即売されるのですが、通常より安く手に入れることもできますし、品揃えも豊富にあるので、お気に入りの一品を時間をかけて探す楽しみもあります。
萩焼は屋内の会場で販売されていますが、屋外では萩の特産品も販売されていて、飲食コーナーもありますから、美味しいもので楽しむこともできるわけです。
お酒やビールのアルコールもありますよ。
萩焼祭り2018年の日程
萩焼祭りは、毎年5月1日から5日までの5日間で開催されます。
2018年は月曜日から金曜日までではありますが、多くの人はGW中でしょうし、3、4、5日は祝日ですので遊びに行くチャンスはありそうですね。
時間は、9時から17時30分までとなっています。
2016年の情報ですが、参考までにどんなイベントがあったかというと、ろくろ体験コーナーや萩焼が当たるスクラッチ抽選、萩焼でのテーブルコーディネートなどがありました。
萩焼祭りの見どころ
見どころは、なんといっても約50店も出店することで、さまざまな萩焼を一箇所で見て回れることでしょう。
伝統的な萩焼はもちろんのこと、洋食でも使えるような現代的な色合い・形の食器・花器や、置物などたくさんあるわけです。
場合によっては、窯元の作家さんもブースにおられて、作品についてお話を伺うこともできて、作品への思い聞いたあとに選ぶ一品もまた違ってくるでしょう。
会場には、萩焼を使用した生花や、テーブルコーディネートが展示されています。
これを習う機会もありますが、作品として見てから萩焼を見て回ると、どんな風に使用したいかをイメージしながら選べるかもしれませんね。
また、実際に萩焼の抹茶茶碗での一服を楽しめるコーナーもあり、萩焼の使い心地も味わえて良いのではないでしょうか。
300円と有料ではありますが、おすすめです。
毎年、列ができるほどの人気のコーナーとしては、ろくろ体験があります。
こちらも有料なのですが、作家の指導を受けてオリジナル萩焼を作ることができ、焼いた物は後日送ってもらえます。
どんな風に焼き上がってくるか、楽しみですよね。
萩焼祭りのアクセス情報
萩焼祭りのメイン会場は、萩市民体育館となります。
そこまでのアクセス方法は、下記の通りとなります。
公共交通でのアクセス
・JR萩駅から徒歩で5分
車でのアクセス
・小郡萩道路絵堂IC-国道490号、県道32号、国道252号経由 約20分
尚、駐車場については、2016年の情報がありましたので、参考までに紹介します。
参考:萩焼まつり駐車場のご案内
さいごに
萩焼祭りの期間中、萩・大茶会をいう催し物もあります。
場所と日程は下記の通りです。
・場所 萩城跡指月公園、旧厚狭毛利萩屋敷長屋、熊谷家住宅、旧久保田家住宅(予定)
・日時 2018年5月3日~4日 10時~15時
萩焼を楽しむのももちろん良いのですが、萩にはおすすめの観光地も多いですから、ゆっくりと見て回るのもおすすめですよ。