愛染まつり2018年の日程は?見どころやアクセス情報も

Photo: 201500630_106_愛染まつり by peter-rabbit
大阪市天王寺区にある、和宗総本山四天王寺の別院・愛染堂勝鬘院(あいぜんどうしょうまんいん)では、愛染まつりが毎年開催されています。
浴衣まつりとも女祭りとも呼ばれる愛染まつりの日程や見どころ、アクセス方法などを調べてみましたので紹介します。
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愛染まつり2018年の日程
愛染まつりは、毎年6月30日から7月2日の3日間で開催されます。
2018年は金曜から日曜となっていて、遊びに行きやすい日程ですね。
スケジュールについては、次のような感じになっています。
6月30日 | 宵宮 宝恵駕籠パレード12時45分~15時頃 |
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7月 1日 | 本祭 愛染娘愛嬌コンテスト |
7月 2日 | 残り福 |
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愛染まつりとは?
愛染まつりの由来としては、まずは和宗総本山四天王寺のお話しからになります。
和宗総本山四天王寺は聖徳太子縁の寺院です。
聖徳太子の考えである「人々の苦しみ・悲しみからの救済」に則り、別院・愛染堂勝鬘院の多宝塔にて、夏越し(なごし)の祓え大法要を和宗総本山四天王寺の住職らが執り行います。
これが、愛染まつりの由来であり1400年も続く祭事です。
愛染堂勝鬘院は、良縁・夫婦円満・必勝祈願などの御利益があることでも知られていますが、技芸上達や美人祈願の御利益もあることから、夏越しの祓え大法要にも多くの芸妓さんが駕籠に乗り参詣しました。
これが、今では宝恵駕籠パレードとして行われ、また女祭りと呼ばれる所以でもあります。
また、大阪では愛染まつりが夏祭りの始めともされていて、浴衣でやってくる人も多いことから浴衣まつりとも言われます。
浴衣で来場すると、先着100名までラブブレスという、数珠ブレスレットのプレゼントがあります。
期間中、18時より愛染娘さんからいただけるそうです。
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愛染まつりのアクセス情報
<車でのアクセス>
・阪神高速道1号環状線 夕陽丘IC下車 約500m
<公共交通でのアクセス>
・大阪市営地下鉄谷町線 四天王寺前夕陽ヶ丘駅下車 5番出口より徒歩約3分
・JR天王寺駅 徒歩約15分
車で来場する場合、愛染堂勝鬘院には8台分の駐車スペースしかありませんので、周辺の有料駐車場を利用した方が良いかと思います。
それでも、さほど大きい駐車場はありませんから、天王寺駅周辺の駐車場を利用し、市営地下鉄で来場する方が良いかもしれませんね。
<駐車場について>
参考:愛染まつりの駐車場
参考:天王寺の駐車場
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愛染まつりの見どころ
お祭り自体の見どころとしては、6月30日にある宝恵駕籠パレードです。
4月時点でも募集がされているのですが、お祭りのイメージガールとなる愛染娘さんたちを宝恵駕籠に乗せてのパレードとなります。
宝恵駕籠パレードは、芸妓さんが駕籠に乗ってやってくる様子が由来してと紹介しましたが、愛染娘さんに選ばれる基準は容姿を重視はしていないそうです。
愛染まつりの前から広報活動なども行うので、それに出ることのできる女性でやる気と愛嬌が求められます。
確かにこれまでの愛染娘さんは、皆さん笑顔の素敵な可愛らしいお嬢さんだな、という印象です。
また同時に、愛染女組という人たちも募集されます。
こちらも広報活動をしますし、お祭り時には盛り上げ役として舞台での踊りなどや、パレードで駕籠を曳くなどの役目があるのだそうです。
こちらも笑顔が可愛らしく、元気ハツラツなお嬢さんたちです。
そんなお嬢さんたちが登場するパレードでは、「愛染さんじゃ~、ほぉ・えっ・かぁ~・ごっ べっぴんさんじゃ~、ほぉ・えっ・かぁ~・ごっ 商売繁盛、ほぉ・えっ・かぁ~・ごっ」の掛け声が聞こえてきます。
この掛け声は、21世紀に残したい大阪の音風景として2001年に選ばれているんですよ。
パレード終点となる愛染堂勝鬘院では、掲げられた駕籠がかなり激しく揺すられるのですが、そんな中でも笑顔を絶やさない愛染娘さんに、拍手を送りたいですね。
楽しみどころとしては、最寄り駅の四天王寺夕陽丘駅から愛染堂勝鬘院まで並ぶ露店です。
300店ほど出店されているので、お祭り気分も盛り上がりますよね。
さいごに
良縁や夫婦円満の御利益がある愛染堂勝鬘院には、恋愛からみの伝説がいくつかあすのですが、その1つが「愛染パラパラ」です。
これは、お祭り期間中、必ずと言って良いほどぱらぱらと小雨が降るのだそうです。
カップルでお祭りに行き、この小雨に合うと結ばれると言われています。
浴衣でお祭りに行ったら、雨には降られたくないところですけど、愛染まつりではぜひ降られたい、と思っている人も多いことでしょうね。