正しい静電気の除去方法は?簡単に防止できる静電気対策

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冬場、地味に悩みの種になる静電気。

体質によっては、人とちょっと触れただけでお互い静電気の痛みを感じて気まずくなってしまうことも…。

実は静電気はちょっとした工夫で防げることをご存知でしょうか?

静電気を逃がす仕組みを知って、対策をとることで、静電気に悩まされることなく快適に過ごすことが可能です。

効果的な4つの対策法をまとめてご紹介します。

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静電気とは?どんなときに発生するの?

人はただ歩いているだけでも摩擦し「+」の電荷を帯びています。

対してドアノブなどの金属は「-」の電荷をもっているます。

湿度20%以下、温度20℃以下の乾燥した季節は特に電荷が放出しにくく、溜まっていた電荷が触れることで一気に放電してしまうことが多いのです。

また、いわゆる静電気体質と呼ばれる人は、肌が乾燥していたり血液がドロドロであったりなどの理由で、電気が放出しにくく体にたまりやすい人と言われています。

つまり、時期や体質を考慮して、電気がたまりにくくするまたは放電しやすくすれば静電気を防ぐことができるのです。

静電気対策その1:乾燥を防ぐ

乾燥した空気の中では、電気が流れにくくなります。

その為、部屋の湿度を保つことが効果的な静電気対策につながります。

室内であれば加湿器を使ったり、ウェットティッシュを携帯して時々使用したり、うがいや手洗いをこまめにすることなどが効果的です。

室内ならば湿度は50%前後が理想的とされています。

また、こまめに水分を補給することもおススメできます。

特に、体内に入るとイオンとなり静電気を中和すると言われているミネラルを含んだ、ミネラルウォーターなどはとてもおススメです。

冬場も適度に水分を補給し、体の中から水分を保つことも大切でしょう。

静電気対策その2:タッチする

服を着て動いているだけで電気はたまります。

特に冬場は空気が乾燥しており、逃げ場がない電気が蓄積され高電圧になることがあるのです。

電圧が高いほど、一気に放電した時の衝撃は大きくなってしまいます。

その為、鉄やアルミなど電気をよく通す物質に触る前に、地面やスチール製のデスクなどに触って、こまめに放電しておくこと大切です。

指先でちょっとだけ触れるよりも掌全体で触れたほうが、放電効果が高いです。

地面に触ることは抵抗があるかもしれませんが、例えば家のドアノブを触る前など、少しだけタッチしておいて、家に入ってから手を洗えば痛い思いをすることなく、帰宅できます。

木製のものや、ノートなどもゆるく放電することが可能ですので、カバンなどに入れておくこともおススメといえるでしょう。

車であればキーやボディの金属部をしっかり手のひらでタッチしてからドアノブ部分に触れれば、静電気のしびれを感じず操作することができます。

ちょっとした工夫をクセづけておくことで「バチッ」と音のするような静電気の放電を防ぐことが可能です。

静電気対策その3:グッズを活用する

静電気対策グッズを活用することもおススメと言えます。

例えば静電気軽減シートは、貼っておくだけで手軽に放電効果を得ることができます。

また、静電気防止キーホルダーを身に着けておくこともおススメと言えます。

握ることで体内にたまっていた電気を不快感なく放電することが可能です。

また、放電できたかどうか知らせるわかりやすいサインも表示される仕組みになっているので便利です。

近年静電気防止グッズとしてブレスレットやペンダントなどの、身に着けるだけのグッズも発売されていますが、こちらは注意が必要です。

ただ身に着けているだけで自然に空気中に放電さぜるためには、かなりの電圧が必要と言えます。

その為、残念ながら効果は薄いと思われます。

個人差はありますが、キーホルダーのように、しっかり触って放電するタイプのほうが、得られる対策効果は高いと言えるでしょう。

自分に合ったグッズを活用することが大切です。

静電気対策その4:静電気防止加工をする

衣服が静電気を帯びてまとわりついてくることは不快と言えます。

実は、クリーニング屋さんの中には、静電気防止加工というサービスを提供してくれるお店が存在します。

フレアスカートなど、ボリュームを活かしたい衣服などには、冬場だけ静電気防止加工をすることも有効です。

いやなまとわりつきを防ぐだけでなく、ホコリも付きにくくなるので、管理がしやすくなります。

事前対策は非常に効果的でしょう。

ちょっとした工夫が大切

青い火花が散るような静電気は、不快であるだけでなく危険も伴います。

冬場だけ、ちょっとドアノブなどに触れる前に天然素材に触れる癖をつけたり、防止対策を取っておくなど、ちょっとした工夫を日頃の生活に取り入れることが効果的です。

ほんのワンステップ加えるだけで、いやな静電気を防止することができます。

どれか1つだけでも良いので取り入れられそうな工夫を実践し、静電気と無縁の冬を過ごしてみてはいかがでしょうか。

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