成人式のお祝い金の相場は?ご祝儀はいつ渡したらいい?
選挙権が18歳以上からになるなど、日本においても大人の定義が変わりつつありますが、やはり「成人の日」を迎えて、とうとう大人の仲間入りと言う気持ちにもなるものです。
子供から大人に変わる最後のお祝いとも言われる成人祝い、相場はいくらでいつ渡すのがスマートなのでしょうか。
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お祝い金の相場はいくら?
成人祝いに限ったことではないですが、結婚式へのご祝儀を始めとしたお祝い金は、相場と言うものが分からないですよね。
なかなかお金に関することなので、周りにも聞きづらいですし。
少なすぎても気まずいですが、逆に多すぎても相手が気を遣ってしまうから相場を知りたいところです。
他のお祝い金同様、相手との関係性にもよります。
親や祖父母など1親等、2親等の場合は30000~50000円ほどのようですね。
また、身近なので、現金ではなく、本人の希望を聞いて、成人の日に着るスーツや晴れ着、社会人として必要なブランド品などの名刺入れなどをプレゼントする場合も多いようです。
また、兄弟の場合は、贈る側が兄や姉で年上の場合は、10000円ほどが相場と言われています。
また、叔父や叔母など3親等の場合は、やはりモノでとなっても、特に今の時代は好みも多種多様になっていますので、欲しくもないものをあげても意味がありません。
スーツなども、成人の日だけ着るのではなく、大学生などでは、その後すぐに迫ってくる就職活動にも使うような堅実派が増えていますから、より好みがありますからね。
ゆえに、現金がベターとなるわけですが、相場はやはり兄弟同様10000円のようです。
親族以外の、例えば親しくしているご近所さんなどは、5000円ほどのようです。
また、現金を渡すのはちょっと抵抗があると言う人もいると思います。
そのような場合も昔の定番は図書券(図書カード)だったり、成人のお祝いということでビール券などでしたが、ご存知のように本はもっぱらスマホにダウンロードが多かったり、成人してもお酒は飲まないなどで、せっかくプレゼントしても換金してしまう場合も多いのだとか。
それもちょっと切ないですよね。
この時代におすすめの現金以外では、やはり今や買えないものはないほどのAmazonカードと言ったネットショッピングで利用できるプリペイドカードや、就職活動を控えている人だったら、Suicaと言った交通系ICカードにチャージして渡すと喜ばれますよ。
ご祝儀はいつ渡したらいいの?
さて、現金にせよ、プレゼントにせよいつ渡すのがスマートなのでしょうか。
基本的には、やはり1月第2月曜日が成人の日ですので、その1週間前くらいが良いみたいです。
昔は、やはりお祝いは当日という考えが多く、ハッピーマンデー制定前は、1月15日に渡すのが慣例のようでしたが、特に女の子の場合、晴れ着や髪のセットなどで早朝からあれこれやることが多く、男の子もだいたい式に出る前に同窓会気分で旧友と会いますので、なかなか本人に渡せないので事前に渡す形になっています。
また、遠方の親戚など、成人の日近くに渡す機会がない場合は、送るよりは、その前のお正月に会ったときに渡しておくというのも多いみたいですよ。
最後のお年玉として、成人祝いを兼ねて、ちょっと多め(相場で考えたら30000円くらい)に渡すのもアリでしょうね。
ご祝儀袋の書き方は?
ご祝儀袋の書き方ですが、一般的に「祝御成人」「御成人祝」「成人お祝い」などと書きます。
また、間違いやすいのが水引(ご祝儀袋の種類)です。
結びきりのものではなく、何度あっても良いものなので蝶結びタイプを選ぶようにしましょう。
最近は、雑貨屋さんやネットショッピングでも「成人祝い用」となっていますから、分かりやすいですが、間違っても昔何かで買っておいたものを使うとかすると失敗してしまいますよ。
また、現金ではなくモノの場合は、「祝御成人」「御成人祝」「成人お祝い」と言った文言は一緒ですが、可愛いメッセージカードに手書きで書くのが、心がこもっていて喜ばれます。