土師祭2018年の日程と見どころ!らきすた神輿も登場!

Photo: IMGP0387-1 by wktk wktk, on Flickr
埼玉県久喜市にある鷲宮神社に奉納されている、千貫神輿渡御が毎年9月に催されます。それが土師祭(はじさい)として、地域のお祭りとなっています。
このお祭り、大きな御神輿も見どころですが、「らきすた」というアニメの聖地でもある鷲宮神社のお祭りですので、昨今は別の注目もされています。
そんな土師祭りについて調べてみました。
- 土師祭とは?
- 土師祭2016の日程
- アクセス方法や駐車場について
- 見どころは?らきすた神輿も登場?
土師祭とは?
土師祭とは、埼玉にある鷲宮神社に奉納される千貫神輿渡御のことです。
大正時代までは、街を練り歩くお祭りだったのですが、人口減少によりやむを得ず中止されていました。
それが昭和58年に町の若い有志により復活し、今では関東近県の団体も担ぎ手として1500名ほどが参加する、華やかなお祭りへとなりました。
この千貫神輿というのは、神輿の中でも特に大きな物のことを言います。
千貫の貫は昔の重さの単位で、今の重さに換算すると千貫で3750㎏。
つまり、4トン近い重さになるわけです。これほど重い神輿となれば、たくさんの担ぎ手が必要になるのも納得です。
土師祭2016の日程
2016年の土師祭は、9月4日(日)に開催されます。
昨年はいろいろな催し物がありましたが、今年のイベントの詳細はまだ公式に発表されていません。ですので、2015年に行われたものでご紹介します。
≪2015年 イベントスケジュール≫
※場所は鷲宮神社通り商店街(鷲宮神社から久喜市商工会鷲宮支所まで)
・神輿渡御
13時~16時 千貫神輿渡御
18時~21時30分 千貫神輿渡御
18時30分~21時30分 らきすた神輿渡御
・神社駐車場ステージ
14時10分~14時30分 Ring-Trip土師祭ステージ
14時40分~15時10分 Dear Stage LIVE 1(撮影NG)
15時20分~15時50分 芸人’sおんすて~じ
16時30分~17時 Dear Stage LIVE 2(撮影NG)
17時30分~18時 らっきーちゃんねるin土師祭(撮影NG)
・パレード(移動)ステージ
14時30分~15時 進撃のOTAKOIソーラン
15時~15時30分 着ぐるみパレード
15時50分~16時20分 よしもとものまね芸人ショー
16時20分~16時50分 高橋洋樹ドラゴンボールLIVE
17時~17時30分 Ring-Tripパレードステージ
2016年も同じ演目で行われるかどうかは分かりませんが、当日は12時~22時まで交通規制で車両進入が禁止されるところもあります。
また、演目によっては、写真・動画の撮影を禁止しているものもあります。こういったルールに変更はないでしょうから、指示に従うことが大事ですね。
土師祭の演目などは、その日が近くなってくると公式に発表がありますから、遊びに行く前にチェックしておくと良いですよ。
アクセス方法や駐車場について
土師祭来場者のために、臨時駐車場は設けられていませんし、公式で案内されているのも「公共交通機関をご利用ください」となっています。
会場となる鷲宮神社の最寄り駅は東武伊勢崎線の鷲宮駅で、鷲宮神社までは歩いて10分くらいです。
では、この鷲宮駅までの主だった公共交通機関での行き方をご紹介しましょう。
見どころで紹介しますが、2015年はコスプレ祭in土師祭が開催され、11時より受付が始まっています。
今年も開催され、受付1時間前に最寄り駅の鷲宮に着くことを想定します。
想定でのおすすめは、東武鉄道の浅草-鷲宮です。
・8時30分発 東武スカイツリーライン区間準急・館林行乗 9時52分着
この区間で停車する駅は次の通りです。
-草加-新越谷-越谷-北越谷-大袋-せんげん台-武里-一ノ割-春日部
-北春日部-姫宮-東武動物公園-和戸-久喜
想定上で調べたものになりますので、利用する前に発着時刻や停車駅については必ずご確認ください。
他の公共交通機関は次の通りです。
・上野駅発(JR宇都宮線)-久喜駅(東武伊勢崎線乗り換え)-鷲宮駅着
・大宮駅発(JR宇都宮線)-久喜駅(東武伊勢崎線乗り換え)-鷲宮駅着
有料になりますが、鷲宮駅そばに13台駐車できるタイムズ鷲宮駅前があります。
他にも大型店舗の駐車スペースなどがありますが、土師祭時に利用できるかどうかの案内が見つかりませんでしたので、念の為案内は控えます。
見どころは?らきすた神輿も登場?
昨今の土師祭は、鷲宮神社が舞台となったアニメ「らきすた」の影響もあり、アニメ色の濃いお祭りの印象があります。
イベントスケジュールでも紹介してますように、らきすた神輿渡御もありますし、何よりも聖地巡礼で多くのファンが集まります。
とはいえこのらきすた神輿、毎年担ぎ手の募集もかかりますし、神輿のイラストもファンの手によるものです。
仕様の変更や改造などを重ねたらきすた神輿は、多くのメディアでも取り上げられて日本各地での展示のみならず、上海万博へも出向くほどの人気となりました。
そして、コスプレin土師祭が更に盛り上げます。コスプレは、する方も見る方・撮影する方にも色々なルールがあり、会場によってはコスプレのまま外を歩きまわらない決まりになっているところもあります。
ですが土師祭でのコスプレは、鷲宮神社境内や境内前門前通りの商店街1㎞ほどでの撮影OKなので、そのまま屋台巡りなども楽しめるのです。
ですから、会場はちょっとした仮装会場の体となります。
一般の方ですと、そうそう本当のコスプレイヤーさんに会える機会もないでしょうから、土師祭に行くと、クオリティの高いコスプレを目にすることができるかもしれません。
しかしながら、お祭りの本家である千貫神輿も流石の貫禄です。迫力ある大きな御神輿を関東各地から集まる、神輿大好きの担ぎ手さんたちの熱気は、その場でしか体感することができません。
アニメファンやコスプレイヤーなどもかなりの人数が集まりますが、神輿担ぎ手さんも1500名以上を数えます。祭りの会場は、独特な雰囲気となります。
さいごに
土師祭の紹介、いかがでしたでしょうか。個人的なことを申しますと、私もアニオタの端くれですので、土師祭は行きたいお祭りです。
反面、町の理解あってこそな部分もありますので、ルールは守りアニオタの評判を下げないでいただきたい…と思います。
会場となる鷲宮神社は、関東最古の大社とされる本当に素晴らしい神社です。
そこにアニメという新しい文化が入り込む、懐の深さを現地で体感してみましょう。