博多どんたく港まつり2018年の日程は?見どころやアクセス情報も

Photo: どんたく by Kotaro1983
博多どんたく港まつりは、毎年約200万人も訪れる博多を代表するお祭りです。
これだけの人員が動員されるということでは、日本国内でも最大級のお祭りの1つに数えられます。
市民参加型なこともあり、博多を離れて生活している人でも、「どんたくの時は戻らなきゃ」となるのだとか。
そこで、博多どんたく港まつりについて調べてみました。
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博多どんたく港まつりとは?
今は市民参加型のお祭りとして、地元だけではなく日本各地でも定着する博多どんたく。
正式名称は、博多どんたく港まつりです。
祭の主となるのは、どんたく隊というグループによる演舞です。
その内容や服装などは、ある程度の規制はあるものの、基本的には自由なので思い思いの仮装や音楽で披露します。
音楽は、それ用に車1台が認められています。
飾り付けた自動車以外の山車も参加できます。
参加する場合は、事前に申し込みが必要となりますので、その条件などは下記のサイトで確認してみて下さい。
この博多どんたくの起源を見ていくと、選択無形民俗文化財である博多松囃子(はかたまつばやし)にあります。
今でも博多どんたくで、官公庁や企業、神社仏閣へとお祝いで巡る役目を果たしています。
博多松囃子の始まりは1179年、病没した平重盛の恩恵に対し、感謝を表すために始まったものです。
以後、福神・恵比須・大黒の三福神と稚児の構成で、お祝いの場で舞や音楽を披露して周る役目となりました。
これが起源となると、博多どんたくは実に800年以上も続く伝統的なお祭りということになります。
なるほど、地域の人が「何はなくともどんたく」と大事にする気持ちにも、納得がいきますね。
博多どんたく港まつり2018年の日程
博多どんたく港まつりは、毎年5月3日・4日の二日間で行われます。

Photo: 博多どんたく by Skil Fibber
ちょうどGWでお休みだという人も多いですから、200万人もの人出となるのですね。
2016年の情報によりますと、博多市役所前広場や博多駅の本舞台を含め33舞台で演舞が披露されたり、どんたく広場などが設置されてパレードの披露がありました。
会場は固定されている場所だけではないようですから、これから発表される情報をチェックしてみましょう。
参考:博多どんたく港まつり
博多どんたく港まつりの見どころ
博多どんたくでの見どころと言えば、やはり舞台とパレードでの演舞披露です。
基本的に自由ですから、参加チームそれぞれのカラーを見ることができます。

Photo: SANY0027 by kambayashia
伝統的ともいえる、しゃもじを持っての演舞もありますよ。
また2016年のプログラム情報としては、ニュージェネレーションパレードとして、若者のチームの演舞を見られる広場というのも登場していました。
若い人らしい、活気あふれる演舞が好評だったようで、2018年も登場してくれると良いですよね。
どんたくも楽しいのですが、他にもマーチングパレードやフェスもあり、全国大会での金賞常連校である博多の女子高の演奏も聴けるので、これを楽しみにしているファンの人も大勢いるそうです。
踊りや演奏などに参加している人達を見ていると、とても楽しそうで、「ああ、参加する側になってみたいな…」と思うこともあるかと思います。
そんな人は、飛び入り参加できる4日の総踊りです。
見様見真似でもなんでも、楽しんだ者の勝ちですよ。
博多どんたく港まつりのアクセス情報
博多どんたく港まつりでは、かなり広い範囲で交通規制があります。
ですので、各会場への移動は、徒歩か公共交通の利用がおすすめです。
他の地域から来場する場合、まずはJR博多駅へ行きましょう。
そこから地下鉄を利用して、舞台やパレードの会場があるところまで移動するのが良いでしょう。
各会場の殆どが、地下鉄駅などから近い場所を設定しているようです。
ちなみに、飛び入り参加もできる総踊りが行われる会場は、明治通りのどんたく広場になるかと思います。
そこまでは、駅から約1.5㎞ほどの距離となりますので、徒歩ですと15分くらいになるかと思います。
さいごに
博多どんたくの「どんたく」は、オランダ語のZONDAG(ゾンターク)からきています。
意味は休日です。
学生の時に、「今日は半ドンだね」なんて言ったことあるかと思いますが、このドンも同じところからきているのだとか。
意外なところで繋がりがありましたね。
それから、どんたくでしゃもじが使われるのは、昔、商家の奥様が食事の準備中に、どんたくの囃子が聞こえてきて居ても立ってもおられず、しゃもじを持ったまま踊りに加わったことから始まったのだとか。
それほどに、博多っ子にとっては特別な物なのです。