尾道みなと祭2018年の日程は?見どころやアクセス情報も

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海とのつながりが深く、その街並みがアニメや映画などの舞台としてよく使われることがあるのが、広島県の尾道市です。

ここで毎年開催される尾道みなと祭は、今や尾道を代表する祭りとして知られるようになっています。

では、尾道みなと祭はどのような祭りなのか、見どころやアクセス方法などを調べてみましたので紹介します。

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尾道みなと祭とは?

尾道みなと祭の起源をたどった時に、欠かしてはいけない人物に平山角左衛門がいます。

尾道は、1169年に尾道村が備後大田庄(現世羅町)の倉敷地として指定されて以来、明国への貿易を始めとした内外とのやりとりを行える重要な港として発展しました。

1741年には、その時の町奉行であった平山角左衛門により住吉浜の築調が進み、北前船の入港が増えていきました。

これにより、尾道は大発展を遂げたのです。

この功績を讃えることと、尾道がさらなる発展をしていくようにと願い、平山角左衛門を祭神とする例祭として港祭を開催することが決まり、1935年に第1回目の尾道みなと祭が開催されました。

尾道みなと祭は、正調尾道三下がりや仮装行列などの踊りパレードをメインとし、海に関する行事や歌謡ショーなどもイベントとして行われる形になりました。

それが2002年に、駅前の再開発に合わせて祭りの改革も行われます。

現在では、主に若者が多く参加する、「ええじゃんSANSA・がり」という創作の踊りをメインにして、尾道を代表的なお祭りとして知られています。

尾道みなと祭2018年の日程

2018年の尾道みなと祭は、4月22日(土)・23日(日)で開催されます。

「ええじゃんSANSA・がり」を含めたイベントの詳細なスケジュールについては、2月時点ではまだ案内がありませんが、2016年のものを参考にすると、両日とも10時頃から始まるようです。

公式サイトがありますから、お祭りが近くなってきたら、会場やイベントスケジュールのチェックをしてみることをおすすめします。

参考:尾道みなと祭

尾道みなと祭の見どころ

尾道みなと祭での見どころとなれば、やはりメインとなる「ええじゃんSANSA・がり」です。

ステージとパレードの会場があり、正調尾道三下がりをアレンジした曲で、衣装や小道具などをチームごとにそろえてオリジナルの踊りで参加します。

コンテスト形式になっていて、参加チームはそれぞれに特色をだした衣装で踊りますので、全てが違うものに見えますから毎年必ず見にやってくるファンもいます。

幼稚園児くらいの子供たちのチームが、皆一生懸命に練習してきた様子が見えて、微笑ましくもなりますよ。

年々レベルアップした踊りを披露するチームもありますし、若い人たちだけではなく、年配の方も小さな子供さんも、カッコ良く踊る姿に刺激されることもあるようで、人出も30万人以上という規模の大きなお祭りになっています。

また、ある意味尾道ならではということで人気があるのが、海上保安部巡視艇弓削商船高等学校専門学校訓練船・弓削丸体験航海です。

乗船するには事前の予約が必要ですから、必ず誰でもというわけではないものの、特別な船であることから見学に訪れる人も多いんですよ。

見てみたいですね。

尾道みなと祭のアクセス情報

尾道みなと祭へ行く場合、まず注意したいのが交通規制です。

2016年の情報ですと、JR尾道駅から市役所方面にかけて、時間で通行禁止区間が設けられました。

その区間には、有料の駐車場がいくつもあり、会場に近いですから利用したいところではありますが、その日の交通規制が解除されるまでは駐車場から出るのは難しい、あるいはすぐに渋滞に巻き込まれる可能性があると思った方が良いでしょう。

残念ながら、2016年時の祭り中の駐車場の案内は確認できなかったのですが、JR尾道駅から少し離れたところにある駐車場が利用しやすいのではないかと思います。

参考:おのなび旅行社 市内中心部の駐車場

車でのアクセス

・山陽自動車道 尾道IC下車-国道184号線経由-JR尾道駅

公共交通でのアクセス

・JR山陽新幹線 新尾道駅下車-バス乗車(10~30分間隔で尾道駅行きあり)-尾道駅
・JR山陽本線 尾道駅下車

さいごに

尾道へ行くのなら、やはりその街並みも歩いて楽しんで欲しいところです。

個人的には、大林宣彦監督作品の「転校生」で、主人公が55段の石段から転げ落ちる、尾道市の御袖天満宮はおすすめです。

祭りの会場から離れてはいるものの、行けないところではないので、できれば泊りがけでお祭りを楽しみ、おすすめのところも含め映画のロケ地となった尾道の街を歩いて楽しんでみてはどうでしょう。

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