古河桃まつり2018年の日程は?見どころやアクセス情報も

茨城県古河市で開催される古河桃まつりは、約1500本の桃の花が開花するころに開催される祭りです。
鮮やかなピンク色で染まる会場には、期間中に多くの人が訪れます。
写真を撮るのも楽しい古河桃まつりについて、見どころやアクセス方法などを調べてみましたので紹介します。
春のお出かけの参考にしてみて下さい。
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古河桃まつりとは?
会場となる古河総合公園(古河公方公園)には、矢口・源平・寿星桃・寒白・菊桃の5種類のハナモモが約1500本もあります。
市の花がハナモモであるほど、古河市は桃とのつながりがあります。
その歴史は江戸時代の初期、古河藩主であった土井利勝の命により、領地に桃の木が植えられました。
当時の古河では、燃料となる薪が不足していて、成長の早い桃の木が選ばれたのです。
同時に、実がなれば食料にもなりますから、農民に育てさせれば生活の安定にもなるので、栽培を奨励したとされています。
現在、会場の公園にある桃は観賞用のもので、訪れる人々の憩いや癒しとしての役割を果たしています。
お祭りの期間中の土日・祝日には、テーマを設けてメインステージイベントが開催されますし、地元の物産品などの販売も行われます。
古河桃まつり2018年の日程
2018年の古河桃まつりは、3月18日(土)から4月5日(水)で、9時から17時まで開催されます。
場所は上記でも案内している通り、古河総合公園(古河公方公園)です。
メインステージで行われる、テーマの決まったイベントについては、下記の通りとなります。
・3月18日(土) 開園式
・3月19日(日) キッズの日
・3月20日(月) 歌と踊りの日
・3月25日(土) 民俗芸能の日
・3月26日(日) ダンスの日
・4月1日(土) 楽器と民謡の日
・4月2日(日) バンドの日
尚、メインステージでは他の曜日でも歌謡ショーなどが予定されています。
詳しいことは、古河桃まつりの公式サイトのイベント案内ページで確認下さい。
古河桃まつりの見どころ
古河桃まつりでの見どころは、何と言っても桃の花だと言えます。
約半月と長めのお祭り期間なのは、桃の花の種類ごとに開花時期があるからです。
全てを同じタイミングで、というのはちょっと難しいですが、4種は時季を合わせることもできそうなので、種類ごとの花の特徴や見頃時季を紹介します。
矢口
桃の節句・ひなまつりのときに、切り花として使われることの多いのが矢口です。
会場にある桃の花の8割も、これとなるほど一般的な桃の花だと言えます。
色はピンク色なのですが、会場内には黒川矢口という濃い目のピンク色の桃もありますので、その違いを見るのも楽しいかと思います。
3月中旬から4月上旬にかけて咲き、見頃は例年3月下旬頃となります。
源平
1本の樹で紅白の花が咲くことから、源平の旗色に由来してその名がつきました。
特徴的な花を付ける木ですから、園内を歩いていてもすぐに分かるかと思います。
4月上旬から4月中旬にかけて咲き、見頃は例年4月初旬頃です。
枝垂れの源平もあります。
寿星桃
節のところに鈴なりで花が咲くのが特徴です。
薄いピンク色で白っぽく見えますが、赤っぽいものや鮮やかなピンク色のものや、花びらに差し色のようにすっと赤く筋のように入ったものもあります。
4月初旬が見頃です。
寒白
真っ白と言ってもよいほど、白い花のものが寒白です。
園内に10本ほどしかなく、見頃も3月下旬頃ですので、早めに見ておきたい桃の花かと思います。
菊桃
園の中では、一番赤っぽいピンクの花です。
花びらが菊のようになっていることから、その名がつきました。
残念ながら、見頃は4月中旬なので、祭り期間中ですと早めに咲き始めた物があるかどうか…という感じになりますが、見事な咲きっぷりですので、別の機会でも見に行くのをおすすめしたい花です。
古河桃まつりのアクセス情報
車でのアクセス
・東北自動車道 久喜IC下車 約30分
・東北自動車道 館林IC下車 約30分
・東北自動車道 佐野藤岡IC下車 約40分
・東北自動車道 栃木IC下車 約50分
駐車場については、公式サイトにて有料駐車場と無料臨時駐車場の案内がありました。
使用できる日にちがありますから、確認してからの来園をおすすめします。
公共交通でのアクセス
・JR宇都宮線、湘南新宿ライン、上野東京ライン 古河駅下車 徒歩約40分
・東武鉄道東武日光線 新古河駅下車 徒歩約40分
どちらの最寄り駅とも、徒歩40分はかなりの距離となりますが、期間中は古河駅より臨時バスが運行されます。
曜日で運行時間が違いますので、確認されることをおすすめします。
さいごに
会場となる古河総合公園(古河公方公園)には、桃などの自然の見どころもありますが、いくつかの史跡もありますし、ジュラテリアというガラス張りの近代的なカフェもあり、桃を見るにも写真を撮るにも、さまざまな楽しみ方ができます。
また、街には古河ならではの美術館や文学館などもあり、それらを見て回るのも楽しいかと思います。