恵山つつじまつり2018年の日程は?見どころやアクセス情報も

函館市柏野町にある恵山つつじ公園で毎年開催されている恵山つつじまつりは、恵山の麓が朱色に染まってしまうほどのつつじの花を楽しめるお祭りです。
天候に恵まれれば、つつじ越しの津軽海峡を望めるような、北海道らしい自然を満喫できる恵山つつじまつりの日程や見どころなどを紹介します。
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恵山つつじまつり2018年の日程
まずは恵山つつじまつりの日程からご紹介です。
2018年は、5月20日(土)から6月4日(日)で開催されます。
この期間中の5月28日(日)には、恵山山麓特設会場(函館市柏野町117番地)にて、10時から14時までイベントが開催されます。
4月現在で決定しているイベントは次の通りです。
・ステージイベント
・つつじ公園スタンプラリー
・ポニー乗馬体験
・海鮮特産品販売会
・露店コーナー
詳細については、函館市のサイト内の恵山つつじまつりのページにて案内がありますので、行く前にチェックすると良いかと思います。
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恵山つつじまつりとは?
函館市の中心部から、車で約1時間ほどのところにある恵山地域。
山頂付近に蒸気が上がる茶色い岩肌の山が、この地域のシンボルである活火山の恵山(えさん)です。
実は、津軽海峡をはさみ対岸にある恐山と同じように、恵山も霊山として知られていて、信仰の対象でもありました。
今でも、やはりそういった側面は見られます。
ですが現在、恵山を知っている人にとっては、そういう怖々しい面よりも麓付近で見られる自然の方が有名かもしれませんね。
秋には紅葉、そして春にはつつじです。
紅葉は、つつじの葉が色づいた物もあるので、恵山はつつじの山と言っても過言ではないかもしれませんね。
恵山の麓にあり、祭りの会場でもある恵山つつじ公園には、約4万本のつつじが群生しています。
このほとんどは、エゾヤマツツジという品種です。
エゾヤマツツジは色が朱色で、遠目に見ると真紅に山の麓が染まって見えます。
公園だけではなく、麓全体でみると約60万本が自生していますから、染まって見えるのも納得です。
荒々しい印象の恵山の麓は、鮮やかなつつじの色で染まっている様は、北海道らしい自然だなと感じることができるかと思います。
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恵山つつじまつりのアクセス情報
アクセス方法ですが、恵山地域へ行く公共交通はバスだけです。
JR函館駅からですと、約1時間ほどとなります。
・函館バス 恵山登山口バス停下車
ここから会場となるつつじ公園や、28日にあるイベントの恵山山麓特設会場までは、徒歩約30分ほどとなります。
イベントだけを目当てに行くのならば、JR函館駅よりシャトルバスの運行がありますから、これを利用して行くと良いでしょう。
ただ、会場までは高低差が80mほどあり1.5㎞弱を歩くこととなるので、山を登る感覚に近いかもしれません。
ですので、バスで行くならば歩きやすい靴をおすすめします。
天候に恵まれれば、車でドライブがてら恵山地域を回るつもりで行くのもおすすめです。
・国道278号線(恵山国道)-道道635号線(元村恵山線)
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恵山つつじまつりの見どころ
恵山つつじまつりでの見どころは、やはり群生するつつじでしょう。
主だったものは、朱色のエゾヤマツツジではありますが、他にも白っぽいエゾイソツツジや北海道で唯一の群生が見られるサラサドウダン(フウリンツツジ)もあります。
全てが同時に咲くわけではないので、長いお祭りの期間ですから、開花に合わせて何度か恵山に足を運んでみるのも良いかもしれませんね。
参考:つつじ開花等情報
5月28日のイベントで人気があるのは、海鮮特産品販売会のようです。
恵山も海のそばの町ですし、函館自体が海産は特産ですよね。
子供さん向けのイベントもあるようですから、初夏を迎える北海道の風景や美味しい物を家族で楽しまれてはどうでしょうか。
さいごに
かなり前、恵山方面へ行ったことがあるのですが、札幌方面から函館へ向けて国道を走り、そこから海沿いに恵山に行けると思い込んでいたのですが、行き止まりだった覚えがあります。
実は今でも、海沿いに走れない地域はまだいくつかあります。
そのためか、道路の行き止まりの町では、なんとも言い難い雰囲気が残っているところもあって、そんなところを歩いて楽しむのも面白かったです。
恵山周辺には、間欠泉など観光としての見どころもあるので、そちらまで足を延ばされてみても良いかと思います。