秋田竿燈まつり2018年の日程は?見どころやアクセス情報も

Photo: Kanto Matsuri en Akita-23 by Luis Rodriguez
秋田県秋田市で毎年開催されている秋田竿燈まつりは、江戸時代より続く伝統的なお祭りで、国の重要無形民俗文化財に指定されています。
例年、120万人もの見物客が集まる秋田竿燈まつりの日程やアクセス方法、そして見どころについてまとめてみました。
お祭りへ行く前にチェックしてみて下さい。
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秋田竿燈まつり2018年の日程
秋田竿燈まつりは、毎年8月3日から6日までの4日間で開催されます。
2018年も同様で、曜日は木曜から土曜日までです。
場所は竿燈大通りで、4日間ここで夜本番が行われます。
おおまかなタイムスケジュールは次のようになります。
18時15分 | 交通規制 |
---|---|
18時50分 | 竿燈入場 |
19時25分~20時35分 | 竿燈演技 |
20時35分 | ふれあいの時間 ※写真撮影や竿燈体験ができます。 |
また、妙技会・エリアなかいちにぎわい広場では昼竿燈が行われます。
これは競技会になっていますので、順位が決まるので面白いかと思います。
規定や自由演技などがあります。
・8月4日~8月5日 9時~15時40分
・8月6日 9時20分~15時
交通規制される場所も分かる会場案内図がありますので、そちらを見ておくと位置関係が分かりやすいかと思います。
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秋田竿燈まつりとは?
秋田竿燈まつりのルーツを探ると、夏に行われていた「眠り流し」という行事ではないかとされています。
「眠り流し」というのは、夏の暑い時季に流行る病気や邪気を払うことも目的に、笹や合歓木に願い事を書いた短冊を下げて練り歩き、最後にはそれを川に流すと言うものです。
これはかなり前から行われていた行事ですが、江戸時代の1789年頃には秋田独自の「眠り流し」行事として、長い竿を十文字にさせてたくさんの提灯を下げ練り歩く「ねぶり流し」が、文献として残っています。
長い年月の中で続いてきた「ねぶり流し」は、現在の五穀豊穣・厄除け・みそぎなどを表す形になり、秋田竿燈まつりといて伝統を守り続いています。
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秋田竿燈まつりのアクセス情報
車でのアクセス
・秋田自動車道 秋田中央IC下車-国道62号秋田方面 約40分
駐車場についてですが、日程の項目で紹介している会場案内図の中に、利用できる無料駐車場の場所も記載されています。
ただ、利用できる時間に決まりがあるので、その点は守るように注意下さい。
これ以外にも、会場近くには多くの有料駐車場がありますので、無料の方が満車状態だったり、時間的に合わない場合は有料の方も検討してみると良いかと思います。
公共交通でのアクセス
・秋田新幹線、JR奥羽本線、JR羽越本線、JR男鹿線 秋田駅下車
竿燈通りまでは徒歩約15分ほどかかりますが、昼竿燈の会場は10分くらいのところにあります。
これについても、会場案内図を見ると分かります。
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秋田竿燈まつりの見どころ
長い竹竿がいくつかの十字に組まれ、そこに提灯を下げて、法被などの祭り装束の男性一人が片手でその竿を持ったリ、額に乗せたりする妙技を披露する…秋田竿燈まつりといえば、そんなシーンをニュースなどで目にしたこともありますね。
確かに、これが秋田竿燈まつりの見どころではあります。
でも、もうちょっと詳しくお話しすると、小さな竿燈でも5mの長さで重さは5㎏ありますが、一番大きな物ですと長さ12m重さ50㎏にもなります。
竿燈は4種類あって、大きい順から大若・中若・小若・幼若となります。
そして技も、流し・平手・額・肩・腰の基本があり、熟練した人ほど和傘や扇子なども用いて技を披露するのです。
一番小さい幼若でも、片手でバランスをとって持つのは難しいですから、大きな物を持ってさらに和傘を回したりするのは見事なものです。
夜本番の会場では、竿燈の演技が終了してから体験ができる時間がありますから、どれだけ難しいかやってみると良いですね。
また、昼竿燈ではその妙技を競う竿燈妙技会が行われているので、規定と自由演技の観覧をしてみると良いですよ。
さいごに
夜本番では、竿燈演技を良い場所で観覧できる席が用意されています。
抽選となるので、申し込みをしておいても良いですね。
美味しい物を食べられる竿燈屋台村が、市役所駐車場会場などで開催されています。
観覧前・後にでもご当地グルメも楽しみましょう。