新居浜太鼓祭り2018の日程や見どころ、駐車場は?

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愛媛県新居浜市で開催される新居浜太鼓祭りは、四国の三大祭の1つとして有名です。
その歴史は非常に古く、大元まで遡ると平安・鎌倉時代という説もあるほどです。
そんな伝統的な祭り・新居浜太鼓祭りについてご紹介します。
- 新居浜太鼓祭りとは?
- 新居浜太鼓祭りの日程
- 新居浜太鼓祭りの見どころ
- アクセス方法や駐車場は?
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新居浜太鼓祭りとは?
秋の豊作を祝うため、祭礼として行われる新居浜太鼓祭りは、四国の3大祭りと呼ばれています。
内部に太鼓が積まれた太鼓台という山車の1つで、西日本で多くみられる形態です。
新居浜の太鼓台は、その起源を辿っていくと平安・鎌倉時代まで遡るようですが、伝承としては記録がないそうです。
確かな記録として残るのは江戸時代で、現在の形態に近いものになったのもこの頃だと言います。
現在の太鼓台は、豪華絢爛で大きな物になっていますが、これは新居浜で特にみられるもので、明治の頃に別子銅山が開鉱したことが関係しているようです。
担ぎ手もたくさん必要ですから、それだけ繁栄していたと考えられます。
今は自治会や青年団によって管理され、9つの地域に属して52台が運行されます。
金糸銀糸で飾られた太鼓台が曳かれる様は圧巻で、全国から祭りを見に来るほどの人気になっています。
新居浜太鼓祭りの日程
2018年の新居浜太鼓祭りは、
10月16日(月)から18日(水)の3日間で開催されます。
次の見どころについてで詳しく紹介しますが、かきくらべと鉢合わせを楽しみにしている観客が多く、その箇所は混み合うこと必至です。
詳細な時間などの日程は、まだ公式に発表されていませんので、かきくらべが行われる主な会場についてご案内しておきます。
・船御幸(川西地区)
・河川敷公園かきくらべ(川東西部地区)
・天神浜通りかきくらべ(川東地区)
尚、大生院地区は、10月15日(日)から17日(火)の3日間で開催されます。
新居浜太鼓祭りの見どころ
新居浜太鼓祭りの見どころといえば、かきくらべと鉢合わせです。
それぞれどういうものなのかを紹介しましょう。
まずかきくらべですが、重さ約2.5トンの太鼓台は通常車輪を付けて曳かれているのですが、かきくらべの会場では車輪を外し、150人ほどのかき夫という担ぎ手により、高く担ぎあ上げられます。
この時、どれだけ高く長く担ぎ上げられるかなどが競われますので、かなりの盛り上がりが見られます。
鉢合わせですが、いわゆる喧嘩です。
他の地区の太鼓台が隣り合わせになり、ぶつけ合うのですが、事前に打ち合わせて祭りを盛り上げるために行う鉢合わせもありますが、地区同士の因縁から突発的に始まる鉢合わせもあります。
打ち合わせていたとしても、一部のかき夫がエキサイトしてしまうこともあり、毎年愛媛県警察機動隊を配置してはいますが、その機動隊とも衝突してしまうこともあるそうです。
今はある程度は平和的に運行されるようになってきていますが、以前は重傷者が出たり将棋倒しで死者もあったようです。
その原因の1つに、見物人の煽りが少なからずあるようなので、面白半分に煽らないようにするのが大事です。
アクセス方法や駐車場は?
四国以外の地域から会場の新居浜まで行く方法ですが、JRですと東京からは約5時間で大阪からは約3時間ですが、まず間違えることなく新居浜に到着できますね。
飛行機の場合、最寄り空港は松山空港です。
羽田・成田からですと1時間30分ほどで、伊丹・関空からですと50分ほどで到着します。
そこから車で約1時間20分かかります。
橋が架かっていますから、車での来場も可能です。
大阪からですと約4時間、岡山からは約2時間となります。
四国の主だったところからでも、車で1~2時間ほどはかかります。
駐車場についてですが、祭りの会場が広域であることや交通規制があることで、特に臨時の駐車場は案内されていません。
ですが、一部地域では用意されているとこもありますので、見学場所が決まったら合わせて駐車場のチェックもした方が良いかと思います。
地域によっては、新居浜駅から無料のシャトルバスを用意しているところもあるようなので、身軽に移動出来ておすすめですよ。
さいごに
関東・関西から新居浜太鼓祭りへ行こうとすると、どの方法を使っても本格的な旅行になり、日帰りでは強行軍となりそうですから、泊りがけが良いかと思います。
豪華で勇壮かつ伝統的なお祭りというのも、そう体験できることではないですから、新居浜太鼓まつりはじっくり楽しむと良いですね。