津まつりの見どころ!2018年の日程と会場へのアクセスは?

Photo By: Yasuhiro Nozue
三重県津市で開催される津まつりは、現在は市民参加型のお祭りとなっています。
始まりはかなり古く、歴史あるお祭りでもあります。
そんな津まつりの歴史を始め、日程などを調べてみましたので紹介します。
- 日程とスケジュール
- 津まつりとは?
- 津まつりの見どころは?
- アクセス方法や駐車場は?
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日程とスケジュール
毎年、10月上旬に開催されます。
2016年は、10月8日(土)9日(日)の二日間となっています。
10日は月曜ですが、祝日になっているので3連休になる人も多いのでは。
2016年の正式なスケジュールは、これからの発表となるようですが、例年通りですとお城西公園会場と始めとした12会場で、よさこいソーランなどが見られます。
パレードも人気なのですが、2016年はディズニーシーのキャラクターがやってくるようですよ。
津まつりとは?
津まつりの大元へと辿ると、1630年代の八幡神社祭礼が起源であるようです。
大変に華やかなお祭りだったようで、京都・祇園祭や江戸・山王祭に引けを取らないほどであったそうです。
その華やかさは、時代が明治に移っても続きましたが、政府の方針から一時期中断したこともありました。
復活してからは、江戸時代にみられた盛大さは若干なくなったものの、大正にはいっても賑やかな祭りなのは変わりなかったようです。
ところが戦中、祭りのような行事は一切中止になります。
そして戦後、津の市街地の被災状態は酷いもので、各町の山車・屋台は全て焼失してしまいました。
ここから、津まつりの形態は変わり、大名行列や市民踊りなどが行われる祭りになりました。
そして現在では、ソーラン踊りなども加わり、一層に市民参加型のお祭りへと変化しました。
会場も12会場となり、規模の大きな祭りとして津まつりは有名です。
津まつりの見どころは?
津まつりでは、パレードが主体となります。
先の紹介しましたように、大変歴史のあるお祭りが起源ですから、伝統的な芸能からもあれば最近の踊りなども見ることができます。
伝統的なところから紹介しますと、約380年の歴史を誇る唐人踊りが何と言っても有名です。
これは、朝鮮通信使を模していると伝えられ、長きにわたり続いてきています。
三重県無形文化財に指定もされています。
他にも、津市指定無形民俗文化財のしゃご馬や白塚獅子舞、戦争により焼失した疫病退散祈願の玉山車を現代の疫病・不景気退散祈願として、復活した津商工会議所青年部が復活させた元気玉などが登場します。
大きく見応えのあるパレードとしては、津市のふるさと創生事業として市民のアイディアにより造られた、和船山車・安濃津丸のパレードです。
全長13メートルもある船型の山車で、赤・紫2色の西陣織の幕などで装飾されています。
現代のものでは、札幌よさこいソーランや高知よさこい踊りを参考に、津JC主体で平成10年から始められた、安濃津(あのつ)よさこいも国内外からの参加があり人気が高いです。
アクセス方法や駐車場は?
2015年と同じように、2016年も会場周辺は交通規制があるはずです。
ですので、公共交通を利用した方が、移動はしやすいかと思います。
近鉄(近畿日本鉄道)を利用すると、津新町駅で下車して徒歩約10分ほどで、会場の1つであるフェニックス通りに到着します。
車の方が都合の良い場合は、無料で利用できる臨時駐車場のメッセウイングみえか、県庁外来駐車場を利用しましょう。
(2015年は県庁の方は日曜のみの利用でしたので注意です)
この駐車場から、フェニックス通りの会場近くまで、有料シャトルバスが臨時運行されます。
2015年は、片道で大人220円小ども110円でした。
さいごに
紹介しました和船山車・安濃津丸のパレードでは、毎年有名人が一日船長として乗船、パレードが行われます。
大体、女性タレントさん・女優さんになるようで、これもまた楽しみの1つですよね。
会場によっては、フリーマーケットや飲食ブースのあるところもありますから、歩いて会場巡りをして、時間をかけてゆっくり楽しめるお祭りかと思いますよ。